玉祖神社 (八尾市)
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玉祖神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 大阪府八尾市神立5丁目5−93 |
位置 | 北緯34度38分5.6秒 東経135度39分9.3秒 / 北緯34.634889度 東経135.652583度座標: 北緯34度38分5.6秒 東経135度39分9.3秒 / 北緯34.634889度 東経135.652583度 |
主祭神 | 天明玉命 |
社格等 |
式内社(小) 旧郷社 |
創建 | (伝)和銅3年(710年) |
本殿の様式 | 春日造 |
例祭 |
7月中頃(夏例祭)、 10月10日(秋例祭) |
地図 |
玉祖神社(たまのおやじんじゃ)は、大阪府八尾市神立にある神社。式内社で、旧社格は郷社。「玉祖明神」・「高安大明神」とも。
八尾市東部・高安地区(恩智地区を除く旧高安郡13ヶ村)の氏神である。
祭神
[編集]- 天明玉命(櫛明玉命)
歴史
[編集]社伝によると創始は710年(和銅3年)に周防国の玉祖神社から分霊を勧請したもので、その際、住吉津から上陸し、恩智神社に泊まった後、現在地に祀られたとされている。この地に玉造部の人々が住んでいたため、その祖神を祀ったものと考えられる。現在の社殿は、1725年(享保10年)の再建とされている。
境内
[編集]参道の石段の脇に大きなクスノキが生えている。1949年(昭和24年)に大阪府の天然記念物に指定されている。同じく参道の石段下の脇には、かつては神宮寺として「薗光寺竹之坊」があったが、明治維新後の神仏分離により廃寺となった[1]。
本神社の少し北側を大阪市の玉造を起点とする十三街道が通り、かつては交通の要所となっていた。十三街道によって玉祖と玉造がつながり、両者の地名から何らかの関連があったと考えられている[1]。神社すぐ横で、神立茶屋辻付近から大字服部川の神光寺付近まで南北に通る農道(八尾農免道)の新設・拡張工事が行われていたが2010年に竣工している。
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クスノキ(大阪府指定天然記念物)
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境内社
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境内社
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境内鳥居
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社頭鳥居
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一の鳥居
祭事
[編集]毎年7月中頃(15日、16日に近い土日)には各地区から布団太鼓が出て祭礼が行われている。2010年(平成22年)には鎮座1300年にあたり、そのための盛大な祭が行われた。
文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]- 木造制札 文治元年十二月日トアリ(古文書)
大阪府指定文化財
[編集]- 有形文化財
- 天然記念物
- 玉祖神社のくす - 1970年(昭和45年)2月20日指定[5]。
八尾市指定文化財
[編集]- 有形文化財
- 玉祖神社本殿(附 棟札)(建造物) - 2016年(平成28年)3月1日指定[5]。
その他
[編集]平安時代の歌人の在原業平が使用していたとされる笛や、豊臣秀頼寄進の石灯篭などがある。
現地情報
[編集]- 所在地
- 交通アクセス
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「大阪府古文化紀念物等保存顕彰規則」に基づき指定されたもので、国から重要美術品等ノ保存ニ関スル法律により認定される「重要美術品」とは異なる。
出典
[編集]- ^ a b 玉祖神社 - 八尾市文化財情報システム2019年02月10日 閲覧
- ^ 玉祖神社 木造制札(もくぞうせいさつ) - 八尾市文化財情報システム2019年02月10日 閲覧
- ^ 明治43年4月20日内務省告示第68号
- ^ 木造制札〈文治元年十二月日トアリ/〉 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ a b c 大阪府内指定文化財一覧表(大阪府ホームページ)の八尾市ファイルより。
参考文献
[編集]- 八尾の史跡 (八尾市刊行物番号H10-103)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 玉祖神社 - 大阪府神社庁