猪名寺駅
猪名寺駅 | |
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駅舎(東口) | |
いなでら Inadera | |
◄JR-G50 塚口 (1.4 km) (1.9 km) 伊丹 JR-G52► | |
所在地 | 兵庫県尼崎市猪名寺二丁目1番1号[1] |
駅番号 | JR-G51 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■福知山線(JR宝塚線) |
キロ程 |
3.9 km(尼崎起点) 大阪から11.6 km |
電報略号 | イテ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
7,943人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)4月1日[1] |
備考 |
業務委託駅[2] みどりの券売機プラス設置駅 |
猪名寺駅(いなでらえき)は、兵庫県尼崎市猪名寺二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である[1]。駅番号はJR-G51。
「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。
概要
[編集]1981年(昭和56年)4月1日に福知山線の塚口 - 宝塚駅間の電化に伴い開設された[1]。
福知山線内では、西宮名塩駅と新三田駅(いずれも1986年11月1日開業)に次いで新しい[1]。
当駅の管理駅は尼崎駅である。
歴史
[編集]- 1981年(昭和56年)4月1日:日本国有鉄道福知山線の塚口駅 - 伊丹駅間に新設開業[1][3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR宝塚線」の愛称を使用開始。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始。
- 1997年(平成9年)12月10日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2005年(平成17年)
- 4月25日:JR福知山線脱線事故の影響で営業休止となる[3]。
- 6月19日:福知山線が復旧、脱線事故後55日ぶりに営業を再開[3]。
- 2011年(平成23年)3月8日:JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。接近メロディ導入。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)9月1日:JR西日本交通サービスによる業務委託駅となる。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、伊丹寄りに橋上駅舎を有する[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
改札口は橋上にある1か所のみ。改札のすぐ横(外側)にはキヨスクが出店している。
開業からしばらくは改札口まで階段を利用しなければならず、バリアフリー面の整備が遅れていたが、2011年3月にエレベーターが設置された(改札内外・東西に2基ずつ、計4基)。ホーム間の移動は跨線橋を使う。
JR西日本交通サービスによる業務委託駅で[2]、自動券売機・自動改札機ともにICOCAおよびICOCAの相互利用対象ICカードが利用可能。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JR宝塚線 | 下り | 宝塚方面[7] |
2 | 上り | 尼崎方面[7] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
ダイヤ
[編集]普通電車のみが停車し、日中時間帯の本数は1時間あたり4本である。朝ラッシュ時の大阪方面は本数が多く、JR東西線方面に直通する列車もある(その他の時間帯はJR京都線方面のみで、東西線・神戸線方面へは尼崎駅で乗り換えとなる)。
利用状況
[編集]2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は7,943人である。
近くには高校や工場などがあり、学生などの通学・通勤者が多い。また、駅自体は尼崎市にあるが伊丹市との市境付近にあるため、伊丹市民の利用も多い。
「兵庫県統計書[8]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 6,568 |
1996年 | 6,729 |
1997年 | 7,341 |
1998年 | 7,726 |
1999年 | 7,871 |
2000年 | 8,290 |
2001年 | 8,469 |
2002年 | 8,245 |
2003年 | 8,362 |
2004年 | 8,356 |
2005年 | 7,894 |
2006年 | 9,062 |
2007年 | 9,000 |
2008年 | 8,647 |
2009年 | 8,187 |
2010年 | 8,138 |
2011年 | 8,372 |
2012年 | 8,628 |
2013年 | 8,628 |
2014年 | 8,480 |
2015年 | 8,827 |
2016年 | 9,008 |
2017年 | 9,169 |
2018年 | 9,451 |
2019年 | 9,732 |
2020年 | 8,208 |
2021年 | 7,943 |
駅周辺
[編集]- キユーピー 伊丹工場
- エディオン 塚口店(旧・塚口電気館)
- 兵庫県立尼崎稲園高等学校
- 大手前大学 いたみ稲野キャンパス - 2021年4月に閉鎖
- 大手前短期大学 - 2021年4月に閉鎖
- 三菱電機伊丹製作所
- ダイハツ工業 研修センター
- 尼崎猪名寺郵便局
- 尼崎市立園田北小学校
- 神崎高級工機製作所
- 猪名寺廃寺跡[1]
- 尼崎市農業公園
- また、当駅の北側(伊丹寄り。)には山陽新幹線の高架橋と交差する。
バス路線
[編集]駅の西口・東口にロータリーがあり、東口には阪神バスが、西口には伊丹市バスが発着している。
- 東口
- 西口
この他、駅の西にある産業道路を阪急バス(尼崎線56・57系統)が運行しており、西口のロータリーへ乗り入れない代わりに、当該路線用の最寄り停留所として「猪名寺西口」停留所があり、阪神尼崎や伊丹本町を経て阪急川西能勢口などへ発着する。なお、2020年9月25日までは阪急バスも東口から阪急園田方面への系統(園田線88系統。阪神バス20番とは異なる経路)を運行していた[10]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、99頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b “会社概要”. JR西日本交通サービス. 2022年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月2日閲覧。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 44号 福知山線・播但線・加古川線・姫新線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月30日、11頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-119-8。
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ a b “猪名寺駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月5日閲覧。
- ^ a b “猪名寺駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月18日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 旧・尼崎市交通局
- ^ “【2020年9月25日】阪急園田~JR猪名寺~伊丹営業所前 路線廃止について” (PDF). 阪急バス (2020年8月30日). 2020年10月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 猪名寺駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道