猪原有紀子
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猪原 有紀子(いのはら ゆきこ、1986年12月7日 - )は、株式会社やまやま 代表取締役社長。日本の社会起業家。
経歴
[編集]猪原有紀子は、1986年に大阪府吹田市で生まれる。2009年に同志社女子大学学芸学部情報メディア学科を卒業後、株式会社セプテーニに入社。2018年、和歌山県かつらぎ町へ移住し、農業分野での起業を志す。
2019年、農業での起業を果たし、2020年10月には廃棄フルーツをアップサイクルした無添加食品「こどもグミぃ〜。」を発売。この取り組みが話題を呼び、持続可能な食品ビジネスの事例として注目される。2022年1月26日には「くつろぎたいのも山々」をオープンし、同年8月8日に株式会社やまやまを設立。
2022年度には、経済産業省とJETROが主催する「始動 Next Innovator 2022」のシリコンバレープログラム派遣メンバーに選出され、グローバルな視点での事業発展に寄与する。
猪原有紀子の活動は、複数の著名な書籍やメディアにも取り上げられています。深井宣光著『小学生からのSDGs』(角川出版、2021年11月)[2]では、子どもたちにSDGsを分かりやすく伝える教育プログラムの一環として、猪原さんの取り組みが事例として紹介されています。また、『SDGsビジネスモデル図鑑 急成長スタートアップ21社のすごい仕組みがわかる』(角川出版、2023年3月)[3]には、廃棄フルーツをアップサイクルした無添加おやつや、地域活性化に寄与する事業モデルが掲載されています。
受賞歴
[編集]- 2021年3月8日、ビジネスプラン発表会LED関西 第7回ファイナリスト オーディエンス賞受賞[1]
- 2021年12月16日、働き方のストーリーを表彰する「Work Story Award2021」テーマ部門賞WILL受賞
- 2022年3月2日、みんなの夢AWARDグランプリ受賞
- 2023年2月24日、経済産業省 JETRO「始動」DemoDay 優秀賞受賞
- 2023年4月20日、日本アントレプレナー大賞 ソーシャルビジネ部門賞W受賞
脚注
[編集]- ^ ビジネスプラン発表会LED関西 第7回ファイナリスト オーディエンス賞受賞 ビジネスプラン発表会LED関西は、公益財団法人大阪産業局が近畿経済産業局と連携して実施する、女性起業家を対象とした支援プロジェクトです。この取り組みは、関西エリアで活躍する女性起業家や起業を目指す女性を支援することを目的としており、地域の経済活性化やジェンダー平等の促進にも寄与しています。 この発表会には、厳正な審査を通過したエントリー者の中から10名のみがファイナリストとして選ばれます。ファイナリストは、自らの事業プランを発表する機会を得るだけでなく、民間企業や支援団体から具体的なアドバイスやフィードバックを受けられます。さらに、発表会終了後も、サポーター企業やパートナーによる継続的なフォローアップを通じて、事業の成長支援を受けられる仕組みが整っています。 [2] 深井 宣光『小学生からのSDGs』角川出版、2021年11月出版。SDGsの基礎知識を小学生にも分かりやすく解説した書籍。具体例として地域社会とSDGsを結びつける活動が取り上げられている。 [3] 深井 宣光『SDGsビジネスモデル図鑑 急成長スタートアップ21社のすごい仕組みがわかる』角川出版、2023年3月出版。21のスタートアップ企業のユニークなビジネスモデルを解説した本で、猪原さんの事業もその1つとして紹介されている。