牛岳温泉スキー場
| 牛岳温泉スキー場 | |
|---|---|
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| 所在地 |
〒930-2116 富山県富山市山田小谷中根2 |
| 座標 | 北緯36度34分25秒 東経137度3分26秒 / 北緯36.57361度 東経137.05722度座標: 北緯36度34分25秒 東経137度3分26秒 / 北緯36.57361度 東経137.05722度 |
| 標高 | 650 m - 330 m |
| 標高差 | 320 m |
| 最長滑走距離 | 2000 m |
| 最大傾斜 | 20度 |
| コース数 | 6本 |
| コース面積 | 70 ha |
| 索道数 | 3本 |
| テレインパーク | 1 |
| 公式サイト | 牛岳温泉スキー場 |
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牛岳温泉スキー場（うしだけおんせんスキーじょう）は、富山県富山市山田小谷（旧 山田村）にある市営のスキー場である。運営は山田村から市町村合併により富山市に引き継がれた。正式名称は富山市牛岳温泉スキー場[1]。
概要
[編集]1971年、過疎対策の一環として富山県内で最初の公営スキー場『牛岳スキー場』として建設され、同年12月19日に開業した。当初はペアリフト3基でのスタートであった[2][3]。現在の『牛岳温泉スキー場』の名称になったのは、1989年シーズンからである[4]。
初級者・中級者向けのゲレンデが特徴で、頂上からは富山平野を一望する事ができる。富山市街地方面からは立山山麓スキー場（極楽坂エリア、らいちょうバレーエリア、粟巣野スキー場）と並んでアクセスが容易なため、家族連れを中心に好評となっている。
富山県内で唯一人工降雪機を導入しており（導入は1993年、北陸初の人工造雪システム[5]）、スキー場のオープン日には確実に滑走が可能であった。なお、後に人工造雪機5基のうち1期が故障したことでゲレンデに十分な雪を確保するのが難しくなったため、2019年以降はリフト乗り場付近への敷き均しなど、ゲレンデ整備の補充的な使用に限定されている[6]
1986年12月11日には、北陸初の高速トリプルリフトが運用を開始した[7]。
この他、北陸最大級の高速ペアリフトや牛岳温泉の給湯も導入している[8]。また、通年観光の起爆剤にするべく、1990年7月初めまでにゲレンデ上に富山県内初のターゲット・バードゴルフの公認コース（18ホール、パー72）が整備された[9]。1991年12月21日より、牛岳温泉スキーセンターの利用も開始されている[10]。
1991年2月10日には、第1回牛岳スノーフェスタが開催された[11]。以降毎年開催されている。
1995年5月16日には、高さ約11mの展望台が完成した[12]。
1979年にはメインエリアとなる「セントラルゲレンデ」の奥に、深い谷によって分断されたもう1つのエリアである「ユートピアゲレンデ」が設置され[13]、1981年12月17日よりロープウェイ（30人乗り）による連絡が開始された[14][13]が、ユートピアゲレンデの利用者がスキー場全体の1割に過ぎない事や、ゲレンデ内のリフト・ロープウェイの老朽化が著しく安全管理上運転が難しいことから、2006年シーズンからユートピアゲレンデ及びロープウェイは休止されており[13]、メインエリアのセントラルゲレンデのみが営業されている。ユートピアゲレンデには2本のシングルリフトが直列に架かり8の字状にコースが設けられていた。
施 設
[編集]- リフト 3本（クワッドリフト 1本・ペアリフト 2本）
- ナイター施設 あり（1988年12月17日よりセントラルゲレンデ全域で運用されるようになり、日本最大級の全面ナイター照明設備となっている[8][15]）
- スクール（スキー・スノーボード）
- レンタルショップ（スキー・スノーボード）
- 駐車場 1800台（無料）
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 富山市牛岳温泉スキー場 富山市牛岳温泉スキー場条例
- ^ 『富山大百科事典』（1976年8月1日、富山新聞社発行）86ページより。
- ^ 『山田村史 現代編』（2006年3月30日、山田総合行政センター発行）128 - 129頁。
- ^ 『北日本新聞』1989年12月17日付朝刊11面広告『SKI情報'90』より。
- ^ 『北日本新聞』1993年12月8日付朝刊22面『暖冬へっちゃら 人工雪 牛岳・新システム試運転』より。
- ^ 令和元年12月16日経済環境委員会資料商工労働部（富山市、2023年1月7日閲覧）
- ^ 『北日本新聞』1986年11月30日付朝刊13面『高速トリプルリフト 北陸初 牛岳スキー場で建設中 頂上へ直結6分半 今季稼働 輸送能力3倍にアップ』および同年12月12日付朝刊16面『山田村 牛岳スキー場 開く』より。
- ^ a b 『山田村史 現代編』（2006年3月30日、山田総合行政センター発行）129頁。
- ^ 『北日本新聞』1990年7月9日付朝刊9面『県ターゲットバードゴルフ 80人プレー楽しむ 牛岳温泉スキー場 初の公認コース使用』より。
- ^ 『北日本新聞』1991年12月7日付朝刊27面『県内スキー場 さあ シーズン本番』より。
- ^ 『北日本新聞』1991年2月11日付朝刊20面『牛岳スノーフェスタ』より。
- ^ 『富山市史 編年史<下巻>』（2015年3月20日、富山市発行）732頁。
- ^ a b c 『北日本新聞』2006年9月13日付朝刊33面『牛岳スキー場 上級者ゲレンデ休止 富山市 財政圧迫で見直し』より。
- ^ 『北日本新聞』1981年12月6日付朝刊19面『準備OK 県内スキー場 牛岳にロープウェー 芦峅寺 ゲレンデ拡張』より。
- ^ 『北日本新聞』1988年12月17日付朝刊3面下段広告『牛岳スキー場 本日オープン』より。
外部リンク
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