爺亨温泉
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爺亨温泉 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 爺亨溫泉 |
簡体字: | 爷亨温泉 |
拼音: | yéhēng Wēnquán |
注音符号: | ㄧㄝˊ ㄏㄥ ㄨㄣ ㄑㄩㄢˊ |
発音: | イェハン ウェンチュエン |
爺亨温泉(yéhēng wēnquán やきょうおんせん)は台湾桃園市復興区三光里にある温泉。源泉は標高260メートルの大漢渓渓谷内にある。[1]
泉質
[編集]水質は透明で浴用・飲用が可能。湯温は55~65℃。pH8.1。炭酸水素イオン約936ppm、ナトリウムイオン約362ppm。中性の炭酸水素塩泉。[2]
歴史
[編集]爺亨温泉は日本統治時代に復興区で発見された主要な温泉5つのうちの一つで、かつては古温泉・軍官温泉と呼ばれた。[3]
1997年に再発見された。
温泉の現状
[編集]巴陵ダム(zh:巴陵壩)と栄華ダム(zh:榮華壩)の建設により爺亨温泉の源泉部は砂利に埋没してしまった。2007年の巴陵ダム決壊により川底の砂利は減少したものの、2011年現在で依然源泉は見つかっていない。[1] このため現在は周辺の業者が井戸を掘って温泉を供給している。[2]
参考文献
[編集]- 鈴木浩大『湯けむり台湾紀行』まどか出版、2007年5月。ISBN 978-4-94-423535-3。
- 宋聖榮、劉佳玖『台湾地理百科23 台湾的温泉』遠足文化、2007年5月。ISBN 978-9-57-280317-2。