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烏帽子山荘

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烏帽子山荘(えぼしさんそう)は、富山県黒部市宇奈月温泉(荷上地区[1])に所在する宿泊施設である。さとのや 烏帽子山荘とも呼ばれている[2]

概要

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1950年に佐藤さとによって旅館『さとのや』[注 1]として創業した。1952年7月に息子の佐藤喜一が経営を引き継ぎ[4]、国際観光旅館として繁盛させた。後に温泉街入り口に別荘としての烏帽子山荘が開業し、現在に至る[5][1]。烏帽子山荘の名称は烏帽子山の麓に位置することから名付けられら[1]

敷地は山林含めて約1万m2。本館は婦負郡八尾町(現・富山市)大長谷地区にあった江戸末期の農家を解体移築(一部手直し)したもので、平屋建て約340m2、長屋門(長さ50m以上)は同じ八尾の古くからの医院のもの、管理棟(約140m2、明治時代の創建)と土蔵(約70m2)は宇奈月町の旧家からそれぞれ譲り受けた。1976年時点では門と本館が竣工済みである[1]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『さとのや』は1969年時点で宇奈月温泉街の『延楽』の山側隣に位置していた[3]

出典

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  1. ^ a b c d 『北日本新聞』1976年4月24日付朝刊15面『豪農の家買い山荘に 宇奈月で一旅館主 昔の良さ取り戻したい』より。
  2. ^ さとのや 烏帽子山荘(Tripadvision、2024年1月20日閲覧)
  3. ^ 『宇奈月町史』(1969年12月1日、宇奈月町役場発行)960頁『宇奈月温泉商店街配列図』より。
  4. ^ 『宇奈月の温泉開発』(1999年8月7日、宇奈月町教育委員会発行)23頁。
  5. ^ 宇奈月 萬霊之塔 亡父の思い 烏帽子山荘 女将語る(中日新聞、2023年7月6日)

外部リンク

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