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為則英司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ためのり ひでし

為則 英司
生誕 1968年(55 - 56歳)
京都府
国籍 日本の旗 日本
出身校 信州大学
著名な実績 世界オセロ選手権優勝7回(1986年、1988年、1989年、1990年、1995年、2005年、2006年)
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為則 英司(ためのり ひでし、1968年 - )は日本のオセロ選手である。歴代最強のオセロプレイヤーと言われている[1]

人物・来歴

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1968年、京都で生まれる[2]

京都府立桂高等学校信州大学経済学部を経て京セラに入社[2]。 営業マンとして働いている[2]

趣味のオセロでの活躍で著名である[2]。 中学時代に家族と遊んでいたことがきっかけとなってオセロ選手になると学生時代に世界選手権で3連覇[2]

一度は引退し、5年間競技から離れていたが、復帰[2]。 ソフトを研究に取り入れたところ、瞬く間に最先端のオセロに追いつき、再び世界選手権で2005年、2006年と連覇[1]

通算で世界オセロ選手権優勝7回、全日本オセロ選手権優勝7回はともに歴代最多記録である。 あまりにも強すぎることから”鬼神”という愛称がある[2]

オリジナル戦法

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為則が考案・普及させたオリジナル戦法(定石)として為則定石(別名:金魚定石)と為則ローズ定石の2つがある。

為則(金魚)
a b c d e f g h
1 a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 1
2 a2 b2 c2X d2 e2 f2 g2 h2 2
3 a3 b3O c3X d3X e3 f3 g3 h3 3
4 a4 b4 c4X d4X e4X f4O g4 h4 4
5 a5 b5 c5X d5X e5X f5X g5 h5 5
6 a6 b6 c6 d6O e6 f6 g6 h6 6
7 a7 b7 c7 d7 e7 f7 g7 h7 7
8 a8 b8 c8 d8 e8 f8 g8 h8 8
a b c d e f g h
虎定石からの変化。ここで白がe6に打ち込むのが為則(金魚)である。
為則ローズ
a b c d e f g h
1 a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 1
2 a2 b2 c2 d2 e2 f2 g2 h2 2
3 a3 b3 c3 d3X e3X f3 g3X h3 3
4 a4 b4 c4O d4X e4X f4X g4 h4 4
5 a5 b5 c5O d5O e5X f5O g5 h5 5
6 a6 b6 c6O d6O e6O f6O g6 h6 6
7 a7 b7 c7 d7O e7 f7 g7 h7 7
8 a8 b8 c8 d8 e8 f8 g8 h8 8
a b c d e f g h
兎定石からの変化。ここで黒がb4に打ち込むのが為則ローズである。

脚注

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  1. ^ a b オセロ界はソフトといかに向き合ってきたか
  2. ^ a b c d e f g 「オセロの秘密 王者が伝授 京田辺の為則さん、魅力ブログで」『京都新聞』2006年5月25日。

外部リンク

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