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灰長石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
灰長石
灰長石
灰長石
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 CaAl2Si2O8
結晶系 三斜晶系
へき開 二方向に完全
モース硬度 6
光沢 ガラス光沢
白色
条痕 白色
比重 2.8
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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灰長石(かいちょうせき、anorthite、アノーサイト)は、鉱物ケイ酸塩鉱物)の一種。長石グループの鉱物で、カルシウムに富む斜長石

化学組成は CaAl2Si2O8 で、曹長石 (NaAlSi3O8) と連続固溶体をつくる。

火成岩変成岩に普通に含まれる造岩鉱物

赤い色のサンストーン(日長石)は灰長石の一種。

参考文献

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  • 黒田吉益諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物』(第2版) 共立出版、1983年、ISBN 4-320-04578-5
  • 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5
  • 国立天文台 編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5

関連項目

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外部リンク

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