瀧田項一
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瀧田 項一(たきた こういち、1927年2月22日[1] - 2022年1月23日[2] )は日本を代表する陶芸家である。(本名:幸一)
経歴
[編集]栃木県烏山町(現・那須烏山市)出身。東京美術学校で富本憲吉に学び、益子の濱田庄司に師事。
年表
[編集]- 1927年 栃木県那須烏山市生まれ
- 1946年 東京美術学校工芸科卒業。富本憲吉に学ぶ。濱田庄司工房に入門
- 1949年 濱田庄司のもとで3年の修行後、福島県会津本郷町に築窯、独立
- 1959年 国画会会員推薦。アジア財団より西パキスタン(現パキスタン・イスラム共和国)・東パキスタン(現バングラデシュ)ダッカ美術大学陶芸家主任講師招
- 1973年 ドイツ・ケルンにて個展
- 1981年 トルコ各地美術調査渡航
- 1982年 中国各地美術調査渡航
- 1983年 ドイツ・デュッセルドルフ日本週間に出品
- 1984年 栃木県那須烏山市に築窯
- 1985年 『作陶集』(求龍堂)を刊行
- 1986年 沖縄県立芸術大学教授就任
- 1996年 沖縄県立芸術大学退官
- 1998年 栃木県文化功労者受賞
- 2000年 アメリカ・モンタナ州キャロン大学にて個展講演。オマーンSQU大学にて日本陶磁器文化講義
- 2007年 『窯ぐれ乃記』(里文出版)を刊行。
- 2010年 「瀧田項一作陶60年の道」出版記念展(さくら市ミュージアム)
著書作品集・資料
[編集]- 作陶60年の道 : 第74回企画展 さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館 編 2010.4
- 窯ぐれ乃記 里文出版 2007.5
- 瀧田項一作陶展 「昨日在庵 今日不在」出版三越 2002
- 昨日在庵今日不在 : 陶匠濱田庄司の残した言葉下野新聞社2002.2[3]
- 白磁の世界 下野新聞社1994.6
- 陶 : The best selections of contemporary ceramics in Japan 京都書院1993.7
- クロワッサン5/25号2003年(マガジンハウス刊)P109~P112 美しいものを創る手
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.483
- ^ 『沖縄タイムス』(沖縄タイムス、2022年)24面
- ^ 「下野新聞」2002年(平成14年)3月3日付 13面「瀧田さん 陶匠の哲理を解説」「濱田庄司の語録集出版」