源氏物語 上の巻・下の巻
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源氏物語 上の巻・下の巻 | |
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ジャンル | 時代劇 |
脚本 | 橋田壽賀子 |
演出 | 鴨下信一 |
出演者 | 記事本文参照 |
音楽 | 小川寛興、ボブ佐久間 |
製作 | |
プロデューサー | 石井ふく子 |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1991年12月27日・1992年1月3日 |
放送時間 | 19:00-22:48 |
回数 | 2 |
『橋田壽賀子スペシャル 源氏物語 上の巻・下の巻(光源氏第1部・第2部)』(はしだすがこスペシャル げんじものがたり じょうのかん・げのかん(ひかるげんじ だいいちぶ・だいにぶ))は、TBS創立40周年記念番組として1991年12月27日と1992年1月3日の2回にわたり放送された源氏物語を題材としたテレビドラマ。放送時間は上の巻・下の巻とも4時間ずつ。計8時間。
概要
[編集]TBS創立40周年記念番組として、橋田壽賀子作品に数多く出演している俳優が勢揃い。超豪華な源氏物語となった。企画当時はバブル景気末期であり、多くのスポンサーを得て、総制作費は約12億円であった。リアリティーを抑制し、創作の雰囲気を損なわないように屋外ロケを行わず、全編スタジオで撮影。『源氏物語絵巻』の吹抜屋台を大掛かりなセットで再現したほか、竹林や船遊びの場面の池までスタジオ内に作っている。坂東玉三郎の監修による美麗な衣裳や小道具を揃え、照明にも技巧を凝らすなど手の込んだ作品であった。
内容
[編集]進行役として紫式部(三田佳子)が登場し、藤原道長(石坂浩二、声のみ)と語り合いながら物語に入る。話の大筋は光源氏(東山紀之(上の巻)、片岡孝夫(下の巻))を中心に描かれるが、本作の事実上の主人公は藤壺女御と紫の上の二役を演じた大原麗子である。紫の上の死をもって物語は終幕となる。
上の巻
[編集]下の巻
[編集]- 紫の上の死去で物話は終わる。
出演
[編集]スタッフ
[編集]再放送
[編集]- 源氏物語千年紀のため、2008年12月30日、12月31日の2日に渡って17年ぶりに初めて再放送された[1]。ネット局はTBS、中部日本放送、テレビ高知、RKB毎日放送。初めて再放送するにあたり、スポーツ紙に大々的に取り上げられた。
ノベライズ
[編集]- 橋田壽賀子『源氏物語〈上の巻〉』 ベストセラーズ、1991年12月。ISBN 4584181268。
- 橋田壽賀子『源氏物語〈下の巻〉』 ベストセラーズ、1991年12月。ISBN 4584181276。
ソフト化
[編集]脚注
[編集]- ^ ““幻のドラマ”「源氏物語」17年ぶり放送”. スポニチアネックス (2008年12月24日). 2024年10月6日閲覧。