湘南丸
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湘南丸 | |
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横浜港新港ふ頭に接岸中の本船 | |
基本情報 | |
船種 | 漁業実習船 |
船籍 | 日本 |
所有者 | 神奈川県 |
運用者 | 神奈川県立海洋科学高等学校 |
建造所 | 新潟鐵工所 |
母港 | 三浦港[1] |
建造費 | 約15億円[2] |
航行区域 | 第3種(国際航海)[3] |
信号符字 | JDAI[4][5] |
IMO番号 | 9195016[1] |
MMSI番号 | 431254000[1] |
経歴 | |
竣工 | 1999年2月 |
退役 | 2018年2月 |
現況 | ロシアへ売却 「プレイオナ」として就航 |
要目 | |
総トン数 | 646トン[6] |
全長 | 64.23 m[6] |
幅 | 9.80 m[6] |
深さ | 4.00 m[6] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 新潟6M34BFT 1基[6] |
推進器 | 可変ピッチプロペラ 1軸[6] |
出力 | 2,000 PS |
速力 | 13ノット[6] |
搭載人員 | 80名(乗組員23名、教官2名、学生55名)[6] |
湘南丸(しょうなんまる)は、神奈川県立海洋科学高等学校の漁業実習船である[6]。
略歴
[編集]- 1999年2月 - 4代目が竣工、新潟鉄工所[7][8]
- 2011年3月 - 東日本大震災で被災した福島県いわき市小名浜港に救援物資を運び、帰路は避難民を神奈川県まで乗せた[9]。
- 2011年12月 - 湘南丸が神奈川県職員功績賞を受賞[10]
- 2017年7月18日 - 5代目となる代替船の進水式、新潟造船本社新潟工場にて[3]
- 2018年6月 中古船舶として売却
特徴
[編集]- 3か月におよぶハワイへの遠洋航海で、船の運航やマグロ延縄漁業の実習を実施[11]。
- 専攻科を卒業すると、3級海技士(航海)あるいは内燃機関三級海技士(機関)の筆記試験が免除となる[12]。
- 600トンを超えたのは、女子生徒が乗船する為に男女で区画を分ける目的と、汚水処理やし尿処理など環境に配慮した設備が必要となった為[2]。
エピソード
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画像
[編集]-
後姿、横浜市中区の大桟橋で2013年4月12日夜に撮影
-
煙突、横浜市中区の大桟橋で撮影
脚注
[編集]- ^ a b c 下記MarineTraffic.comによる
- ^ a b “建造中の大型実習船の船名を黒岩知事が揮毫!~全国の水産高校で初となる新しい環境基準に対応した実習船の建造~”. 神奈川県 (2017年7月4日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ a b “衆議院トップページ >立法情報 >会議録 >文部科学委員会 >第151回国会 文部科学委員会 第4号(平成13年3月7日(水曜日))”. 衆議院 (2001年3月7日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ “海洋移動業務において使用されるアルファベット順の曲の呼び出し符号表 有効期限:平成26年12月31日 ※2ページ”. 総務省. 2017年7月3日閲覧。
- ^ 写真による
- ^ a b c d e f g h i “キャンパス案内(5)船 舶”. 神奈川県立海洋科学高等学校. 2013年4月14日閲覧。
- ^ “湘南丸”. にらいかない(個人ブログ) (2004年). 2013年4月14日閲覧。
- ^ “神奈川県立三崎水産高の実習船「湘南丸」”. 海鷲画報・電子版(個人ブログ) (2007年2月21日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ “東日本大震災:福島に実習船「湘南丸」派遣へ、行きに物資、帰りに避難民”. 神奈川新聞社 (2011年3月17日). 2013年4月14日閲覧。
- ^ “湘南丸”. 神奈川県立海洋科学高等学校 (2003年12月27日). 2013年4月14日閲覧。
- ^ “湘南丸遠洋航海実習”. 神奈川県立海洋科学高等学校. 2013年4月14日閲覧。
- ^ “トップ > 専攻科”. 神奈川県立海洋科学高等学校 (2016年11月22日). 2017年7月30日閲覧。
- ^ “湘南丸、遠洋航海へ 海洋科学校の実習船|カナロコ|神奈川新聞ニュース”. 神奈川新聞 (2017年4月23日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ “横浜高島屋「お中元ギフト商品 PR イベント」に参加しました”. 神奈川県立海洋科学高等学校. 2017年7月5日閲覧。