渡辺諒
表示
渡辺 諒(わたなべ りょう、本名・芳敬、1952年 - )は、日本の文芸評論家、早稲田大学教育学部複合文化学科教授。専門はフランス現代思想・文学。
経歴
[編集]- 宮城県出身。仙台第一高等学校卒業。
- 早稲田大学文学部卒業、同大学院修士課程、パリ第一大学博士課程修了、哲学博士。
- 横浜市立大学助教授在職中の1991年、渡辺諒の筆名で応募した「異邦の友への手紙 ロラン・バルト『記号帝国』再考」で第34回群像新人文学賞評論部門受賞。
著書
[編集]- バルト以前・バルト以後 言語の臨界点への誘い(1997年、水声社)
- フランス現代思想を読む(1999年、白水社)
- 20世紀フランス思想を読む(2003年、白水社)
- バルト 距離への情熱(2007年、白水社)
- 『エリザベート』読本―ウィーンから日本へ(2010年、青弓社)
- フランス・ミュージカルへの招待(2012年、春風社)
翻訳
[編集]- アブデルケビル・ハティビ『異邦人のフィギュール』水声社 1995年 叢書言語の政治学
- 『ロラン・バルト著作集 文学のユートピア 1942-1954』みすず書房 2004年
- ハティビ『異邦人のフィギュール』(1995年11月25日、水声社、ISBN 9784891763084)