渋谷高架橋
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渋谷高架橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都渋谷区 |
交差物件 |
山手線・東急東横線 明治通り・神宮通り |
用途 | 高速道路橋 |
路線名 | 首都高速3号渋谷線 |
管理者 | 首都高速道路株式会社 |
施工者 | 鹿島建設 |
着工 | 1962年 |
開通 | 1964年 |
座標 | 北緯35度39分27.2秒 東経139度42分5.6秒 / 北緯35.657556度 東経139.701556度 |
構造諸元 | |
形式 | 中央ヒンジ付き3径間連続ラーメン箱桁橋2連 |
材料 | プレストレスト・コンクリート |
全長 | 144m、171m |
幅 | 16.4m |
桁下高 | 11.055m[1] |
最大支間長 | 81m |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
渋谷高架橋(しぶやこうかきょう)は、東京都渋谷区のJR渋谷駅上部に架かる首都高速3号渋谷線の橋である。
歴史
[編集]首都高速3号渋谷線のうち、渋谷駅前後の渋谷4丁目の青山学院大学付近 - 道玄坂1丁目(渋谷出入口)付近の1.3kmは1962年に着工した。渋谷は文字通り「谷」にあり、青山学院グラウンド付近のトンネルを抜けると渋谷駅付近では高架となり、南平台町付近では両脇を走る玉川通り(国道246号。建設当時は放射22号)とほぼ同じ道路面高さとなる。
渋谷4丁目の暫定出入口と渋谷出入口の間は東京オリンピック直前の1964年10月1日に開通。渋谷4丁目 - 谷町JCT間は1967年9月2日[2]、渋谷 - 用賀出入口まで全線開通したのは1971年12月21日である[3]。
工法
[編集]渋谷駅付近では山手線と当時高架だった東急東横線、交通の輻輳する駅の東西の街路上部を通るため、十分に安全で、かつ交通を阻害しない工法が検討された。その結果、鉄道上部の鋼桁を挟む2連のプレストレスト・コンクリート中央ヒンジ付き3径間連続ラーメン箱桁橋が採用された。橋長はそれぞれ144m(39m+59m+46m)と171m(45m+81m+45m)[4]。施工にあたっては、1959年に神奈川県の嵐山橋で初めて日本に導入され、それまで山間部の橋梁で実施されていたディビダーク工法が、日本の都市部では初めて採用された[5]。左右にバランスを取りながら張り出す工事風景は注目され、新聞・雑誌や学校の教材にも「ヤジロベエ工法」として紹介された[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 首都高速道路公団『首都高速道路公団20年史』1979年6月17日。