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淫靡な女たち イキたいとこでイク!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
淫靡な女たち イキたいとこでイク!
監督 山内大輔
脚本 山内大輔
出演者 加藤ツバキ
あけみみう
七菜原ココ
佐倉絆
石川雄也
橘聖人
安藤ヒロキオ
折笠慎也
山本宗介
森羅万象
音楽 Project T&K
撮影 中尾正人
編集 山内大輔
制作会社 VOID FILMS
配給 オーピー映画
公開 日本の旗 2021年4月9日
上映時間 70分(R18版)
81分(R15版)
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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淫靡な女たち イキたいとこでイク!』(いんびなおんなたち いきたいとこでいく)は、山内大輔監督の日本映画[1]

概要

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2021年4月9日公開[2]。公開時の併映は『恋愛相談 おクチにできないお年頃』(竹洞哲也監督)、『したがる兄嫁2 淫らな戯れ』(上野俊哉監督)[2]。山内の得意とするホラー映画の構成を超能力を使ったファンタジーコメディに落とし込んだ作品。

切通理作はキネマ旬報の連載にて「自由を束縛された夫婦生活から(都市のエアポケットへ)脱する。欠落した部分を埋め合わせる家族劇サーガ」と論評した[1]

特集上映「OP PICTURES+フェス2021」では2021年11月8日より『人妻、ジャンプする!』のタイトルで上映[3][4]

2022年6月3日にスターボードから『人妻淫靡行』のタイトルでDVD発売[5]

あらすじ

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国立大卒の夫によるモラハラに苦しむ妻の弥生。例えば靴下が透けて破れそうになっていたことで咎められ、ストレスを溜め込んでいた。履いてるうちに薄くなったかもしれないのに。破けたところを誰かに見られたわけでもないのに。ある日、みそ汁の味を指摘され、イライラが頂点に達した時、スリッパ姿で海辺に立つ自分がいた。瞬間移動の能力を手に入れたのだ[6]。自宅のキッチンにいたはずなのに、なぜこんなところにいるのだろう。不思議に思った次の瞬間、弥生は原稿の散らばる誰かの書斎。はたまたどこかのラブホテルへと体をワープさせていた。移動先は不規則だったが、転送先で見聞きする人々の行動や言動をつないでいき、弥生はその法則に勘付いていく[2]

登場人物

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江口弥生
演 ‐ 加藤ツバキ
結婚8年目。無名の短大卒。専業主婦。旧姓は長谷川。なぜか瞬間移動できる能力を持ってしまった。行先はコントロールできず不規則[7]
彩菜
演 ‐ あけみみう
「ピーチクラブ」で働くデリバリーヘルス嬢。ピンクの靴を履く。彩菜は源氏名であり、本名はスミレ。実家は定食屋。
藤森祐介
演 ‐ 石川雄也
元教師で現在は売れない小説家。代表作で唯一の出版物は『白いガーベラ』。デリヘルドライバーで食いつなぐ。
佐藤幹夫
演 ‐ 橘聖人
ハッピー不動産勤務。
江口祐介
演 ‐ 安藤ヒロキオ
弥生の夫。国立大卒のエリート。妻に対しては上から目線。
田村
演 ‐ 折笠慎也
背広の男。ラブホテルの102号室を訪ねる。
演 ‐ 山本宗介
大将
演 ‐ 森羅万象
お食事処「みぎわ」の店主。ほとんど人の来ない定食屋の店主。スパイスを使ったカレーは絶品。すみれという連れ子の一人娘を持つ。
幹夫の彼女
演 ‐ 七菜原ココ
ポップな格好の女性。
みゆき
演 ‐ 佐倉絆
藤森の前妻。幹夫の母。
幹夫の実父
演 ‐ 山本宗介
サラリーマン風の男
演 ‐ サーモン鮭山

スタッフ

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  • 監督・脚本・編集:山内大輔
  • 撮影監督:中尾正人
  • 録音:大塚学
  • 音楽:Project T&K
  • 効果・選曲:AKASAKA音効
  • ラインプロデューサー:江尻大
  • 助監督:小関裕次郎
  • 撮影助手:石川真吾、江森聖弥
  • ポスター:本田あきら
  • 演出部応援:菊嶌稔章
  • 撮影協力:ホテル サンセット、47style、斎藤光司、望月元気
  • 仕上げ:東映ラボ・テック
  • 配給・提供:オーピー映画

脚注

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  1. ^ a b キネマ旬報社キネマ旬報』2021年5月上・下旬合併号174頁
  2. ^ a b c 淫靡な女たち イキたいとこでイク!”. pg-pinkfilm.com (2021年4月9日). 2021年4月13日閲覧。
  3. ^ Inc, Natasha (2021年10月22日). “R15+ピンク映画の祭典「OPフェス」ラインナップ解禁、ビジュアルにはきみと歩実”. 映画ナタリー. 2021年10月22日閲覧。
  4. ^ 人妻、ジャンプする! : 作品情報”. 映画.com. 2021年11月12日閲覧。
  5. ^ 人妻淫靡行” (英語). 2022年5月24日閲覧。
  6. ^ 上野オークラ劇場『上野オークラ劇場2021年4月プログラム』1‐4頁(2021年4月発行)
  7. ^ 上野オークラ劇場で公開の山内監督作品「淫靡な女たち イキたいとこでイク!」のオフショットをやーっと世に出せますクラッカーこの日を待っていたのだよ。皆さま週末はぜひ上野オークラ劇場へキラキラ”. 加藤ツバキ@tsubaki_kato (2021年4月9日). 2021年4月14日閲覧。