海邦丸五世
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海邦丸五世 | |
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沖縄県の漁業実習船海邦丸五世、横浜港大さん橋にて | |
基本情報 | |
船種 | 漁業実習船 |
船籍 | 沖縄県糸満市[1] |
所有者 | 沖縄県 |
建造所 | カナサシ重工[2] |
母港 | 糸満港[1] |
信号符字 | 7MGG[2][3] |
IMO番号 | 9262479[2][3] |
MMSI番号 | 432322000[2][3] |
経歴 | |
竣工 | 2002年[2] |
要目 | |
総トン数 | 499トン[4] |
全長 | 56.97 m[4] |
幅 | 9 m[2] |
型幅 | 9.40 m[4] |
型深さ | 3.95 m(上甲板)[4] |
主機関 | 新潟6M31BFT[4] |
最大出力 | 1,324 kW[4] |
搭載人員 | 最大75名(士官10名、部員14名、教官3名、生徒48名)[4] |
海邦丸五世(かいほうまるごせい)は、沖縄県が所有する漁業実習船。沖縄県立沖縄水産高等学校と沖縄県立宮古総合実業高等学校の実習に使用されている。本項目では、2002年に建造された5代目を取り扱う。
概要
[編集]先代の代船としてカナサシ重工で建造され、2002年に竣工した[2]。
本船はマグロはえ縄漁の漁業実習、航海や機関の実習を行う[4]。マグロ漁の実習はフィリピン近海で行う[5]。
設計
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
特徴
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
略歴
[編集]- 1959年(昭和34年)5月 - 初代建造[6]
- 1972年(昭和47年)2月 - 3代目竣工[6]
- 1986年(昭和61年)3月 - 4代目竣工[6]
- 2002年(平成14年)3月 - 5代目竣工[6]
- 2017年(平成29年)5月 - 6代目の検討を開始[7]
エピソード
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 長期実習航海の出港や帰港は地元の風物詩[8]。
- 2012年5月19日、沖縄本島の南東およそ1,000 kmの太平洋上で、スクリューの角度を変える装置が故障したため、自力で航行できなくなり、一時、漂流した。その後、海上保安庁の巡視船やタグボートにえい航され、23日午前9時半、糸満港内の造船所のドックに到着した[9]。
- 2014年5月6日、沖縄南南東1,400 kmの海上で乗船の学生に急患が発生。P-3C哨戒機が捜索、岩国基地の救難飛行艇US-2を誘導し、学生を救助、那覇基地に搬送された[10]。
- 長期実習航海でのマグロの漁獲は、2015年5月の航海では10トンを枕崎港で水揚げした[11]。2017年の6月から7月の航海では約2トンだった[5]。水揚げされたマグロを加工した缶詰がイベント等で販売される事がある[12]。
画像
[編集]-
煙突マーク
-
後ろ姿、横浜港大さん橋にて
脚注
[編集]- ^ a b 後方からの写真による
- ^ a b c d e f g “実習船 「 海邦丸五世 」 ( 沖縄県教育庁 ) 11/8 東京出港”. どーる(個人ブログ) (2013年11月10日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ a b c 下記MarineTraffic.comによる
- ^ a b c d e f g h “海邦丸五世”. 沖縄県立沖縄水産高等学校. 2017年8月28日閲覧。
- ^ a b “沖水の実習船 海邦丸が帰港”. 琉球新報 (2017年7月19日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ a b c d “学校沿革”. 沖縄県立沖縄水産高校 (2016年11月21日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ “「沖縄県実習船海邦丸五世代船建造に係る基礎調査」等業務委託の募集について”. 沖縄県教育庁 (2017年5月9日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ “沖水実習船、豪へ出航 遠洋航海40日、技術学ぶ”. 琉球新報 (2017年6月10日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ https://www.qab.co.jp/news/2012052335644.html
- ^ https://www.mod.go.jp/msdf/naha/mission/mission.html
- ^ “一回り大きく成長/宮総実高”. 宮古毎日新聞 (2015年5月27日). 2017年8月28日閲覧。
- ^ “沖縄水産高校保護者会便り - タウンネットブログ”. 沖縄県産業教育フェア. 2017年8月28日閲覧。