浦安市運動公園野球場
浦安市運動公園野球場 Urayasu Park Baseball Stadium | |
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施設データ | |
所在地 | 千葉県浦安市舞浜2-27(浦安市運動公園内) |
座標 | 北緯35度37分42.924秒 東経139度53分37.824秒 / 北緯35.62859000度 東経139.89384000度座標: 北緯35度37分42.924秒 東経139度53分37.824秒 / 北緯35.62859000度 東経139.89384000度 |
起工 | 2016年 |
開場 | 2017年 |
所有者 | 浦安市 |
管理・運用者 | うらやす財団 |
グラウンド | 内外野:人工芝 |
照明 | 6基 |
設計者 | 株式会社 カシワバラコーポレーション |
使用チーム • 開催試合 | |
全国高等学校野球選手権千葉大会 千葉ロッテマリーンズ (ファーム) (2017 - 2018) | |
収容人員 | |
2,500人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
グラウンド面積:m2 両翼:98 m、中堅:122 m 防球ネットの高さ:45 m |
浦安市運動公園野球場(うらやすしうんどうこうえんやきゅうじょう)は、千葉県浦安市舞浜の浦安市運動公園内にある野球場。
概要
[編集]2017年3月に竣工[1]。両翼98 m、本塁・中堅間122 mのサイズで、NPBの公式戦開催も可能な規格となっている[1]。東日本大震災の影響で運動公園の整備事業は約3年遅延し、野球場はその中で最後の施設だった[1]。
浦安市は千葉ロッテマリーンズと協定を結び[1]、イースタン・リーグのロッテ2軍の試合が、同年4月1日の対巨人2軍戦(4対3で巨人2軍が勝利、入場者2046人)[2]をはじめとしてこの年は合計3試合[3][4]、2018年は6試合実施された[5][6][7][8][9][10]。その後、ロッテ2軍が本拠地であるロッテ浦和球場以外での地方開催を実施しなかった影響もあり、2019年から2021年は本球場でのイースタン・リーグ公式戦の開催は無かった。2022年はロッテ2軍が千葉県内各球場での地方開催を再開したため、本球場でも同年9月にイースタン・リーグ公式戦(対巨人2軍戦)が行われる予定となっている[11][12]。
なお、2019年8月にスポーツニッポンがロッテ2軍の本拠地または準本拠地としての活用が検討されていると報じたが[13]、浦安市の当局者は同日ハフポスト日本版の取材に対して球場のコンセプトがプロ専有を前提とはしていないことなどを理由にこれを否定した[14]。
防球ネットの高さは当初25 mであったが、2020年に45 mにかさ上げされている[13][14]。
2019年以降、全国高等学校野球選手権千葉大会の会場の一つとなっている[15]。2019年は千葉県野球場の全面改修工事に伴う代替会場として使用された[16]。2020年以降は、市川市国府台球場の全面改修工事に伴う代替会場として、使用を継続している(2020年は、厳密には大会中止のため、代替大会の「夏季千葉県高等学校野球大会」の会場として使用)。市川市国府台球場は、工事中に見つかった国庁関連遺構の発掘調査のため、再開の目途が立っておらず、当面当球場が使用継続される見通し。
2022年4月29日にはベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)の埼玉武蔵ヒートベアーズが初の公式戦を開催し(対戦相手は神奈川フューチャードリームス)、この日だけ埼玉で現役復帰したG.G.佐藤が出場[17]。試合の途中には佐藤の引退セレモニーも挙行された[18]。この試合は、佐藤の父親が社長(佐藤自身も副社長)を務める企業が冠スポンサーとなって実施された[19]。
施設概要
[編集]- 敷地面積: -m2
- 両翼:98 m、中堅:122 m
- 内外野:人工芝
- 収容人員:2.500人(メインスタンド1,000人、内外野1,500人[1])
- スコアボード:LEF電光掲示板
- 照明設備:6基(LEF夜間投光器)
- 駐車場 : 約300台収容
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e “千葉)高校野球もプロも、浦安に新球場完成”. 朝日新聞. (2017年4月1日) 2022年3月6日閲覧。
- ^ 2017年4月1日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツ - 日本野球機構
- ^ 2017年7月22日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
- ^ 2017年9月24日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ - 日本野球機構
- ^ 2018年3月17日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ - 日本野球機構
- ^ 2018年6月10日 (日) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
- ^ 2018年6月23日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ - 日本野球機構
- ^ 2018年7月21日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズ - 日本野球機構
- ^ 2018年8月4日 (土) 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス - 日本野球機構
- ^ 2018年9月17日 (月) 千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ - 日本野球機構
- ^ “県内イースタン・リーグ公式戦”. 千葉ロッテマリーンズ. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “イースタン・リーグ 浦安市開催概要”. 千葉ロッテマリーンズ. 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b “ロッテ2軍準本拠に浦安市検討 TDSのアトラクション&花火見える全面人工芝野球場”. スポーツニッポン. (2019年8月20日) 2022年3月6日閲覧。
- ^ a b “千葉ロッテ・2軍の準本拠地、浦安市への移転検討報道 「現状では全く考えていない」市担当者が否定”. ハフポスト日本版. (2019年8月20日) 2022年3月6日閲覧。
- ^ 第103回全国高等学校野球選手権千葉大会 - 一球速報.com
- ^ “【速報】170校、163チーム出場決定 第101回夏の高校野球千葉大会”. 千葉日報. (2019年6月5日) 2019年6月8日閲覧。
- ^ “G.G.佐藤が1日限定復帰で猛打賞 NPB71勝の敵将も脱帽「BCの選手にも見習ってほしい」”. Full-Count. (2022年4月29日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ ““現役復帰”G.G.佐藤、わずか2時間後に引退 松坂氏のセレモニー真似て場内爆笑”. Full-Count. (2022年4月29日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ “G.G.佐藤の“1日限定復帰”が実現した背景 オーナーが考える新たなビジネスモデル”. Full-Count. (2022年4月30日) 2022年4月30日閲覧。
- ^ “浦安野球場_A4ガイド”. 2020年2月13日閲覧。