法蔵寺 (あま市)
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法蔵寺 | |
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所在地 | 愛知県あま市中橋郷中16 |
位置 | 北緯35度12分20.50秒 東経136度46分51.50秒 / 北緯35.2056944度 東経136.7809722度座標: 北緯35度12分20.50秒 東経136度46分51.50秒 / 北緯35.2056944度 東経136.7809722度 |
山号 | 珠応山[1] |
宗旨 | 浄土宗 |
本尊 | 鉄造地蔵菩薩立像 |
創建年 | 1564年(永禄7年) |
文化財 | 鉄造地蔵菩薩立像(重要文化財) |
法人番号 | 5180005013859 |
歴史
[編集]珠応山法蔵寺。浄土宗西山派。1564年(永禄7年)の創建[1]。永照良慶によって開基された。
寺伝によれば永禄3年(1560年)5月、蜂須賀正勝が桶狭間の戦いのおり、戦勝を祈念して蓮華寺に奉安されていた鉄地蔵(鉄造地蔵菩薩立像)を戦場へ持参することにしたが、鉄製のため重く担ぐのが困難となり、この地に放置し、地蔵が手にもつ錫杖のみを持って出陣、後に村民が本寺へ移し祀ったのが、当寺の本尊である[2][1]。「子安延命地蔵大菩薩」として広く信仰された[3]。『尾張名所図会』には「弘法大師蜂須賀蓮華寺の創建から女人安産の願を込め、鉄によるところの霊像なり、子安地蔵と称す・・・」などと記述され、江戸時代から知られた鉄地蔵であったことが分かる。
本尊
[編集](この節の主要な出典[4])
本尊は鉄造地蔵菩薩立像。高さ160cm。円頂、衲衣を着け、右手は施無畏印で、左手に宝珠を持つ。「一切衆生成仏得道也寛喜二年庚寅八月日願主入蓮」(寛喜2年は1230年)と陽鋳銘がある。1971年(昭和46年)、国の重要文化財に指定。
脚注
[編集]- ^ a b c 鉄造地蔵菩薩立像〈鉄地蔵〉(archive.is、2018年2月26日) - http://www.aichi-c.ed.jp/contents/syakai/syakai/owari/owa087.htm
- ^ “法蔵寺”. あま市観光協会. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “国指定文化財:彫刻”. あま市. 2019年6月15日閲覧。
- ^ “鉄造地蔵菩薩立像(てつぞうじぞうぼさつりゅうぞう)”. 愛知県. 2019年6月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 『美和町史』
- 『尾張名所図会』大日本名所図会刊行会、1919年