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法勝寺 (逗子市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法勝寺
所在地 神奈川県逗子市栢山868
位置 北緯35度18分23.2秒 東経139度08分46.3秒 / 北緯35.306444度 東経139.146194度 / 35.306444; 139.146194座標: 北緯35度18分23.2秒 東経139度08分46.3秒 / 北緯35.306444度 東経139.146194度 / 35.306444; 139.146194
山号 沼間山
宗派 日蓮宗
創建年 聖武天皇の御代(724年 - 749年
開基 長尾善応
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法勝寺(ほうしょうじ)は、神奈川県逗子市にある日蓮宗寺院

歴史

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聖武天皇の御代(724年 - 749年)、長尾善応の開基である。善応は当地の豪族で、沼地に住む七つの頭を持つ大蛇の害に苦しめられていた。そんな折、行基が当地に立ち寄った。善応は行基に大蛇の退治を懇願、行基は十一面観音像を彫り、船に乗って大蛇のもとに向かった。大蛇は十一面観音の霊力を目の当たりにし、今後は害を及ぼさないことを誓ったという。善応はこの十一面観音を安置する寺を創建した。当初は「長尾山善応寺」と称していた[1]

その後、寺運衰微したが、寛仁年間(1017年 - 1021年)に「子生山感応寺」として再興、その後「天童山正覚寺」に改称した。1295年永仁3年)、日蓮宗の日範との法論に敗れたため、従来の天台宗から日蓮宗に転宗し「沼間山法勝寺」に改称された[1][2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年、144-146p
  2. ^ 法勝寺逗子市観光協会「逗子旅」

参考文献

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  • 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年