法勝寺 (逗子市)
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法勝寺 | |
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所在地 | 神奈川県逗子市栢山868 |
位置 | 北緯35度18分23.2秒 東経139度08分46.3秒 / 北緯35.306444度 東経139.146194度座標: 北緯35度18分23.2秒 東経139度08分46.3秒 / 北緯35.306444度 東経139.146194度 |
山号 | 沼間山 |
宗派 | 日蓮宗 |
創建年 | 聖武天皇の御代(724年 - 749年) |
開基 | 長尾善応 |
法勝寺(ほうしょうじ)は、神奈川県逗子市にある日蓮宗の寺院。
歴史
[編集]聖武天皇の御代(724年 - 749年)、長尾善応の開基である。善応は当地の豪族で、沼地に住む七つの頭を持つ大蛇の害に苦しめられていた。そんな折、行基が当地に立ち寄った。善応は行基に大蛇の退治を懇願、行基は十一面観音像を彫り、船に乗って大蛇のもとに向かった。大蛇は十一面観音の霊力を目の当たりにし、今後は害を及ぼさないことを誓ったという。善応はこの十一面観音を安置する寺を創建した。当初は「長尾山善応寺」と称していた[1]。
その後、寺運衰微したが、寛仁年間(1017年 - 1021年)に「子生山感応寺」として再興、その後「天童山正覚寺」に改称した。1295年(永仁3年)、日蓮宗の日範との法論に敗れたため、従来の天台宗から日蓮宗に転宗し「沼間山法勝寺」に改称された[1][2]。
交通アクセス
[編集]- 東逗子駅より徒歩13分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年