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河野純一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河野 純一(こうの じゅんいち、1947年11月19日[1]—)は日本のドイツ語・ドイツ文学者、横浜市立大学名誉教授。

専門は、ヨーロッパ都市文化論、ウィーン方言論。

経歴

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横浜市生まれ。聖光学院中学校・高等学校卒業。 1970年横浜市立大学文理学部文科卒業。1972年東京外国語大学大学院修士課程修了。

1972年東京外国語大学特設日本語学科非常勤講師[2]。1973年玉川大学専任講師。1977年横浜市立大学助教授。1987年ウィーン大学客員教授。1990年横浜市立大学教授。2013年横浜市立大学定年退職。2013年横浜市立大学名誉教授[3][4]

2017年中央学院大学教授[5]。2018年—2021年 中央学院大学特任教授[6]

著書

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共著

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共編書

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主な翻訳

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  • ヨーゼフ・マンシャル「レーオポルトとヴォルフガング」 『モーツァルト全集』(第6巻~第11巻所収) 小学館 1991年~1992年
第 6 巻「息子への啓蒙的影響」1991年11月 ISBN 978-4096110065
第 7 巻「政治と人間、個人と社会の葛藤」1992年1月 ISBN 978-4096110072
第 8 巻「啓蒙的批判と術策」1992年3月 ISBN 978-4096110089
第 9 巻「モーツァルト父子の啓蒙的批判」1992年5月 ISBN 978-4096110096
第 10 巻「自己の展開と友情」1992年7月 ISBN 978-4096110102
第 11 巻「新たな『社会』とレーオポルト」1992年9月 ISBN 978-4096110119
  • グスタフ・オフュルス『回想のブラームス』 横浜市立大学論叢 第55巻社会科学系列第3号 193頁~235頁 2004年3月 ISSN 0911-7725
  • オットー・ビーバ「グスタフ・マーラー-初演への不安」日本ウィーン・フィルハーモニー友の会会報第52号 16頁~20頁 2002年6月
  • オットー・ビーバ「ヴォルフガング・シュナイダーハン追悼」日本ウィーン・フィルハーモニー友の会会報第53号 11頁~16頁 2002年9月
  • オットー・ビーバ「ウィーンのヴァイオリンとヴァイオリン演奏」日本ウィーン・フィルハーモニー友の会会報第81号 20頁~28頁 2011年7月
  • オットー・ビーバ「ウィーン・フィルハーモニー175年 歴史の中の記録文書から」日本ウィーン・フィルハーモニー友の会会報第100号 18頁~31頁 2017年11月
  • オットー・ビーバ「疫病の時代の音楽」日本ウィーン・フィルハーモニー友の会会報第109号 11頁 2020年12月

脚注

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  1. ^ 読売年鑑2023』読売新聞東京本社編、2023年。ISBN 978-4643230017OCLC 1372417921https://www.worldcat.org/ja/title/1372417921 
  2. ^ 東京外語会会報 156: 31. (2022). 
  3. ^ 日本紳士録(第80版)』交詢社出版局、ぎょうせい、2007年。ISBN 978-4-324-07878-5OCLC 763005667https://www.worldcat.org/oclc/763005667 
  4. ^ “河野純一教授退職記念号”. 横浜市立大学論叢 第65巻人文科学系列第1号: 1~25. (2013). ISSN 0911-7717. 
  5. ^ 中央学院大学学報NO.126”. 2023年6月18日閲覧。
  6. ^ 中央学院大学学報NO.139”. 2023年6月18日閲覧。
  7. ^ 中央公論新社Webページ”. 2023年6月18日閲覧。
  8. ^ 平凡社Webページ”. 2023年6月18日閲覧。

参考

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