コンテンツにスキップ

河内良弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

河内 良弘(かわち よしひろ、1928年8月20日[1] - )は、日本歴史学者京都大学名誉教授天理大学名誉教授。専門は東洋史、特に東北アジア史。満洲族に関する研究に従事。

来歴

[編集]

佐賀県武雄市出身[2]。1950年から1951年まで千葉県成田町立中学校教諭。1954年京都大学文学部東洋史学科卒業、同大学院博士課程満期退学。1973年天理大学教授、1987年京都大学文学部教授。1992年定年退職、名誉教授、天理大学教授、1999年定年、名誉教授。2016年日本学士院賞受賞。2017年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[3]

著書

[編集]

編著

[編集]
  • 『満洲語文語入門』清瀬義三郎則府共編著 京都大学学術出版会 2002
  • 『滿州語辞典』編著 松香堂書店 2014

翻訳

[編集]
  • 『騎馬民族史 正史北狄伝 1』「烏桓鮮卑伝(後漢書・三国志)」(訳注)平凡社東洋文庫 1971
  • 『内国史院満文档案訳註 中国第一歴史档案館蔵 崇徳二・三年分』訳註・編著 松香堂書店 2010

論文

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 日本学士院賞授賞の決定について 日本学士院、2016年
  3. ^ 平成29年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 5 (2017年11月). 2023年2月28日閲覧。