河内文春・尾乃道子
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河内文春・尾乃道子(かわちふみはる・おのみちこ)は、戦前と1980年代に活躍した夫婦音曲(河内音頭取り系)漫才コンビ。当初は「河内家美代次・文春」というコンビ名だった。
来歴・芸風
[編集]- 1933年に結婚しコンビを結成。1939年に「河内文春・尾乃道子」に改名。戦前から吉本興業の端席に出演、1940年にはわらわし隊の一員として中国戦線へ慰問を行う。その後吉本興業を退社した。戦後は一時廃業していた。1965年松竹芸能に入社。1970年代後半から1980年代前半までは大須演芸場に出演していた。1985年には文春は芸歴65年を迎えた。その後1985年の日本演芸家名簿には名前とコメントがあるが、文春の名は1987年にはなく前後に没したとみられる。道子も間もなく廃業した[1]。
- 舞台はほとんどが河内文春の独り舞台で、後半尾乃道子が椅子に腰掛けて三味線を弾いた。
メンバー
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 「現代上方演芸人名鑑」(少年社、1980年)
- 戦時演芸慰問団「わらわし隊」の記録(早坂隆 中央公論新社 2008年)