沓形発電所
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沓形発電所(くつがたはつでんしょ)は、北海道利尻郡利尻町にある北海道電力ネットワークの火力発電所。
概要
[編集]利尻島内に電力を供給する内燃力発電方式の火力発電所。1950年(昭和25年)に1号機が運転開始し、順次増設され8号機までが建設された。当初は利尻電気漁業協同組合連合会により建設されたが、1972年(昭和47年)に北海道電力へ設備を移管した。
2010年代に入ると老朽化に伴い2、3号機が2014年4月1日に廃止され、代替として9号機が2014年7月31日に運転を開始した[1]。今後は4号機が2016年4月に廃止予定、10号機が2016年7月をめどに計画中である[2]。
2020年4月、北海道電力から子会社の北海道電力ネットワークに移管された。
当発電所の運営は、他の内燃力発電所同様に北海道パワーエンジニアリングに委託されている。
発電設備
[編集]- 4号機
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1971年12月
- 5号機
- 定格出力:1,250kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1975年8月
- 6号機
- 定格出力:1,250kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1977年8月
- 7号機
- 定格出力:1,250kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1994年6月
- 8号機
- 定格出力:1,900kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1999年9月
- 9号機
- 定格出力:1,250kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:2014年7月31日
- 10号機(計画中)
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:2016年7月予定
廃止された発電設備
[編集]- 発電方式:ディーゼル発電方式(内燃力発電)
- 1号機(廃止)
- 定格出力:
- 使用燃料:重油
- 営業運転開始:1950年
- 2号機(廃止)
- 定格出力:500kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1967年11月 - 2014年4月1日
- 3号機(廃止)
- 定格出力:750kW
- 使用燃料:重油
- 営業運転期間:1970年 - 2014年4月1日
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯45度11分58.9秒 東経141度08分36.3秒 / 北緯45.199694度 東経141.143417度