江戸噺鼠小僧
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江戸噺鼠小僧 えどばなしねずみこぞう | |
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監督 |
マキノ正博 久保為義 |
脚本 | 山本正夫 |
原作 | 月形龍之介 |
製作 | マキノ正博 |
出演者 |
澤村國太郎 原駒子 |
撮影 | 大森伊八 |
編集 | 宮本信夫 |
製作会社 | マキノトーキー製作所 |
配給 | 千鳥興業 |
公開 | 1935年12月18日 |
上映時間 | 79分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『江戸噺鼠小僧』(えどばなしねずみこぞう)は、1935年(昭和10年)製作・公開、マキノ正博・久保為義監督による日本の長篇劇映画である[1][2]。マキノトーキー製作所第1回作品として製作、公開された[1][3]。
略歴・概要
[編集]同年12月末、牧野省三の長男であるマキノ正博が、トーキー(映音式)のための新会社「マキノトーキー製作所」を設立、その第1回作品である[1][3]。同社は、本作の製作当時、京都・太秦帷子ヶ辻中開町(現在の右京区太秦堀ヶ内町)に新しい撮影所(現在の松竹京都撮影所)を建設中であり、本作の撮影にあたっては、新興キネマ京都撮影所(現在の東映京都撮影所)をレンタルして使用した[3]。本作は神戸の洋画配給会社、千鳥興業の配給によって、同年12月18日、大阪の映画館「敷島倶楽部」を中心に公開された[1]。
2012年(平成24年)12月現在、本作の上映用プリント、およびネガ原版等は散逸しており、現存していない。東京国立近代美術館フィルムセンターは、本作のプリント等を所蔵しておらず、現在、観ることの不可能な作品である[4]。
スタッフ・作品データ
[編集]- 製作 : マキノトーキー製作所
- 上映時間(巻数 / メートル) : 75分(8巻 / 不明メートル)[1]
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - モノラル録音
- 公開日 : 日本 1935年12月18日
- 配給 : 千鳥興業
- 初回興行 : 千日前・敷島倶楽部
キャスト
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『映画渡世 天の巻 - マキノ雅弘自伝』、マキノ雅裕、平凡社、1977年 / 新装版、2002年 ISBN 4582282016
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 江戸噺鼠小僧 - 日本映画情報システム (文化庁)
- 江戸噺鼠小僧 - 日本映画データベース