永田新之允
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永田 新之允(ながた しんのじょう、明治4年4月8日[1](1871年5月26日) – 昭和46年(1971年)6月21日[2])は、日本の衆議院議員(憲政会→中正倶楽部→新正倶楽部)。岩国市長。ジャーナリスト。
経歴
[編集]周防国玖珂郡岩国(現在の岩国市)出身[3]。扶桑新聞社で活版職工として勤務[3]。1888年(明治21年)より名古屋逓信管理局、東京逓信管理局、横浜郵便電信局、東京郵便電信局で勤務した[4]。1896年(明治29年)に読売新聞社記者、編集局長となる[1][3]。その後、国民新聞社に転じ、1902年(明治35年)には理事・編集長となった[3]。さらに1904年(明治37年)に実業之日本社に移り、理事、編集長、営業部長、総務部長を歴任した[3]。
1924年(大正13年)、第15回衆議院議員総選挙に出馬し、当選を果たした。
1927年(昭和2年)、実業之日本社を退社し、秀英舎取締役となった[3]。
1932年(昭和7年)、岩国町長に選出され[1]、1940年(昭和15年)に市制が施行されると初代市長に就任した[4]。1971年、100歳で死去。
著書
[編集]- 『小野梓』冨山房、1897年12月。NDLJP:781197。
- 『小野梓』(復刻版)早稲田大学出版部、1972年9月。
- 『露西亜帝国撃滅の筆弾 日露戦役記念』永田新之允、1938年3月。
- 『烈士伊藤柳太郎少佐』文録社、1943年7月。
- 『錦帯橋史』岩国観光協会、1953年12月。
- 『岩日鉄道思い出話』岩日鉄道期成同盟会、1954年11月。
- 『自叙伝』岳淵会、1962年12月。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第3版』帝国秘密探偵社、1930年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第13版』帝国秘密探偵社、1940年。
- 『日本の歴代市長 第3巻』歴代知事編纂会、1985年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。