永井一彰
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永井 一彰(ながい かずあき、1949年(昭和24年) - )は、日本の国文学者、奈良大学名誉教授。近世文学、特に俳諧や板木が専門。板木研究の第一人者とされる[1]。
1949年、岐阜県生まれ[2]。滋賀大学教育学部卒、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学[2]。奈良大学文学部助教授、のちに教授[2]。2010年「藤井文政堂板木売買文書」で大谷大学博士(文学)。2015年、江戸時代初期の俳諧短冊をまとめた『誹諧短冊手鑑』を発見し[3]、八木書店から写真版が刊行された[4]。
著書
[編集]- 『藤井文政堂板木売買文書』(青裳堂書店『日本書誌学大系』、2009)
- 『月並発句合の研究』(笠間書院、2013)
- 『板木は語る』(笠間書院、2014)
脚注
[編集]- ^ “中国のTV局が来学、永井一彰名誉教授(文学部国文学科)と奈良大学博物館所蔵の板木を取材しました! | ニュース・トピックス”. 奈良大学. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b c “短冊・トラウマ―『誹諧短冊手鑑』刊行に際して:前編 (奈良大学名誉教授 永井一彰)”. 八木書店グループ. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “江戸初期の俳諧短冊 - 古筆鑑定家秘蔵 永井奈良大名誉教授が発見|奈良新聞デジタル”. www.nara-np.co.jp. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “短冊・トラウマ―『誹諧短冊手鑑』刊行に際して:後編 (奈良大学名誉教授 永井一彰)”. 八木書店グループ. 2020年6月29日閲覧。