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武装すり団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

武装すり団(ぶそうすりだん)は、集団で武装したスリのこと。主な手口は、武器を持ち鉄道車内で乗客を集団で取り囲んで金品を奪い取り、被害者にばれそうになると武器を使用して逃げるというもので、使われる武器はナイフスタンガン催涙スプレーなどである。

概要

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1990年大阪府で開催された国際花と緑の博覧会で、観光客にまぎれて大挙して入国し活動を始め、日本各地で被害が続出した[1]。実行役や見張り役に分かれて組織的に動き、刃物でバッグを切り裂いて財布を盗むなどの手荒な手口が目立った。

韓国人武装すり団

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2000年代前半より日本国内で発生した武装すり団の一つ。

2006年4月6日、西日暮里駅韓国人の武装すり団が駅構内で催涙スプレーをまき散らし、22人が病院に運ばれる事件が発生して日本国内に衝撃を与えた。この事件は韓国でも報道された[2]

2010年には犯行場所を台湾へ移し、日本人を装って強盗を行う韓国人武装すり団も現れた[3]

2015年には、服役後の韓国人が日本に再入国し再犯する事件も発生した[1]2016年6月10日には、韓国人武装すり団の元メンバー2人が日本に再入国し窃盗をしたことにより逮捕され、その後に窃盗団のメンバー23名が検挙された[4]

脚注

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  1. ^ a b 「韓国武装すり団」繰り返される10年前の悪夢 元メンバー2人、再入国で荒稼ぎ逮捕 産経新聞、2015年8月11日[リンク切れ]
  2. ^ 韓国人すり団、東京の地下鉄構内で催涙スプレー噴射”. 朝鮮日報 (2006年4月7日). 2024年9月20日閲覧。
  3. ^ 指輪強盗の容疑者、韓国で確保=東京の事件と同一犯-台湾 時事通信、2010年1月28日[リンク切れ]
  4. ^ 大阪府警が23人摘発 「韓国人窃盗団」はこんなに危険 日刊ゲンダイ、2016年3月27日[リンク切れ]

関連項目

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外部リンク

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