武蔵野総合体育館
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武蔵野総合体育館 Musashino Sports Complex. | |
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武蔵野総合体育館正面入口 | |
施設情報 | |
愛称 | 武蔵野体育館 |
正式名称 | 武蔵野総合体育館 |
用途 | 屋内スポーツ、トレーニング |
建築主 | 武蔵野市 |
事業主体 | 武蔵野市 |
管理運営 | 財団法人武蔵野生涯学習振興事業団 |
構造形式 | SRC、RC、S造 |
敷地面積 | 56,669.47 m2 |
建築面積 | 14,824.01 m2 |
延床面積 | 22,966.76 m2 |
階数 | 地上5階、地下1階 |
竣工 | 1989年8月31日 |
所在地 |
〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町5-11-20 |
位置 | 北緯35度43分4.14秒 東経139度34分2.7秒 / 北緯35.7178167度 東経139.567417度 |
武蔵野総合体育館(むさしのそうごうたいいくかん、Musashino Sports Complex.)は、東京都武蔵野市にある屋内総合スポーツ施設。1989年(平成元年)11月に完成。武蔵野市と財団法人武蔵野生涯学習振興事業団(2010年4月1日に武蔵野スポーツ振興事業団より改称)が運営している。隣接する武蔵野陸上競技場と一体化したスポーツ施設となっている。
概要
[編集]隣接する武蔵野陸上競技場は昭和時代(戦前)からの古い歴史を持っているが、この総合体育館は1989年(平成元年)10月に落成した新しい体育館である。11月3日、武蔵野開村100年目の記念事業の一つとして、新装となった陸上競技場、温水プールとともにオープンした。
主にバレーボール、バスケットボール、バドミントン、ハンドボール、卓球、フットサルといった球技や、弓道、柔道、剣道など、屋内でのスポーツで使用するほか、体力測定やトレーニングでも使用される。また、市内の小・中学校の体育の授業や体育系の部活動で使用されることもある。
沿革
[編集]- 1976年(昭和51年)3月 - 武蔵野市議会にて「市民総合体育館に関する講願」が採択される。
- 1989年(平成元年)9月 - 財団法人武蔵野スポーツ振興事業団(現・武蔵野生涯学習振興事業団)発足。
- 1989年(平成元年)10月 - 総合体育館、温水プール完成。陸上競技場改修完成。11月3日オープン。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震により損壊した。そのため同年4月に実施される統一地方選挙の開票所から外された[1]。
フロア構成
[編集]階 | 設備 | 規模 | 用途 | 備考 | ||
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4階 | 弓道場 | 射場102m2(5人立) 弓道:射距離28m アーチェリー:射距離30m |
弓道、アーチェリー | |||
柔道場 | 228m2(128畳)、15m×15m | 柔道、剣道、空手、太極拳、ヨーガ | ||||
剣道場 | 228m2、15m×15m | 柔道、剣道、空手、太極拳、ヨーガ | ||||
3階 | 大会議室 | 133m2、約90席 (2分割使用可) |
会議など | |||
視聴覚室 | 101m2、約63席 | 会議など | ||||
和室研修室 | 101m2、33畳 (2分割使用可) |
会議、研修など | ||||
洋室研修室 | 37m2、約18席 | 会議、研修など | ||||
AVコーナー | 141m2 (ビデオブース6台) |
スポーツ関係のビデオソフトの視聴 | ビデオ(約800本) | |||
野外活動センター
むさしの・多摩・ハバロフスク協会 武蔵野市体育協会 | ||||||
2階 | サブアリーナ | 847m2、23m×33m 天井高9m (2分割使用可) |
バレーボール(2面)、バスケットボール(1面) 、バドミントン(4面)、卓球、フットサル等 | |||
ランニング走路 | 1周180m | ジョギング、ウォーキング等 | 2 - 3階吹き抜け部分 ※メインアリーナで大会等が行われている場合は使用不可 | |||
コミュニティデッキ |
陸上競技場スタンドと直結 | |||||
レストラン「クレア」 選手控席
更衣室 WC | ||||||
陸上競技場スタンド |
5000席 | |||||
1階 | メインアリーナ |
1,730m2、45m×37m 天井高13.7m (2分割、3分割使用可) 395席 |
バレーボール(3面)、バスケットボール(2面)、バドミントン(10面)、ハンドボール(1面)、卓球、フットサル、新体操等 | |||
卓球室 | 320m2、卓球台8台 | 卓球 | ||||
体力測定室 | 94m2 | 体力測定 | ※中学生以下は利用不可 | |||
トレーニング室 | 420m2 | トレーニング | ※中学生以下は利用不可 | |||
幼児室 | 128m2 | 遊戯用 | ※未就学児向け、無料開放 | |||
軽体操・ダンス室 | 369m2 15m×23m (3分割使用可) |
各種ダンス、体操等 | ||||
玄関ホール 受付 事務室 相談室 武蔵野生涯学習振興事業団 更衣室(×2)
WC(×2) |
交通アクセス
[編集]- JR中央線 三鷹駅北口より関東バス(北裏行、武蔵関駅行、田無橋場行)「武蔵野市役所前」下車(徒歩2分)
- JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅北口より
- 関東バス(柳沢駅行=武蔵野市役所経由)→「武蔵野市役所前」下車(徒歩2分)
- ムーバス(北西循環)「33 扶桑通り」下車(徒歩5分)
- JR中央線・西武多摩川線 武蔵境駅北口より関東バス(三鷹駅行=武蔵野大学経由)「武蔵野営業所」下車(徒歩10分)
- 西武新宿線 武蔵関駅より関東バス(三鷹駅行)「武蔵野市役所」前下車(徒歩2分)
利用
[編集]- 開館時間 9:00 - 21:30(※施設貸切の申し込みは21:00まで)
- ※ただし、18:00以降の中学生以下の利用には責任者の付き添いが必要となる。また、一部、中学生以下の利用ができない設備もある。
- 休館日 毎月15日(土・日曜日、祝日にあたる場合は翌平日)、12月28日18:15 - 翌年1月3日
主に個人利用では市民カードが必要となる。団体利用は事前申し込みが必要で、抽選制となっている。なお、毎年体育の日(10月第2月曜日)は本体育館1階のトレーニング室や、隣接している温水プールなどを市民向けに一般開放を行う。
主な用途
[編集]- 球技各種(バレーボール、バスケットボール、バドミントン、ハンドボール、卓球、フットサルなど)
- トレーニング、体力測定
- ジョギング、ウォーキング
- 武術各種(柔道、剣道、弓道)
- 体操、ダンス各種(エアロビクスなど)
- 各種会議、研修
- 大会各種
- 武蔵野市内の小・中学校の体育授業
- 武蔵野市内の中学・高等学校・大学の運動部活動
- スポーツサークルの活動
- 各種スポーツ教室
- 市民参加イベント
など
周辺の体育施設
[編集]- 武蔵野市立武蔵野陸上競技場(隣接、体育館と一体化)
- 武蔵野温水プール(体育館に隣接)
- 武蔵野プール(屋外、7月 - 9月中旬のみ)
- 武蔵野軟式野球場
- 武蔵野庭球場(テニスコート)
- ストリートスポーツ広場(無料開放)
- 武蔵野中央公園スポーツ広場
その他関連施設
[編集]脚注
[編集]- ^ “計画停電 選管ヤキモキ”. 読売新聞 (2011年3月23日). 2011年3月27日閲覧。
関連項目
[編集]- 武蔵野市
- 武蔵野市立武蔵野陸上競技場
- 武蔵野グリーンパーク野球場 - 1950年代に現存した野球場
- 土屋正忠 - 竣工当時の武蔵野市長、現・衆議院議員