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歌川 直政(うたがわ なおまさ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
歌川国直の門人。歌川の画姓を称し一容斎、容斎、一揚斎と号す。作画期は天保から安政の頃にかけてで、合巻の挿絵などを描いている。
- 『男達吾嬬花川戸』 合巻 ※鈍亭魯文作、安政4年(1857年)刊行
- 『横浜大津ゑぶし』 ※表紙・裏表紙絵
- 「鎮西八郎為朝」 大判錦絵
- 「和田三男朝日奈」 大判錦絵 フェレンツ・ホップ東洋美術館所蔵 ※天保 - 弘化頃
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※78頁
- 国際日本文化研究センター編 『海外日本美術調査プロジェクト報告5 フェレンツ・ホップ東洋美術館所蔵日本美術品図録』 国際日本文化研究センター、1995年