橋本雄一 (地理学者)
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橋本 雄一(はしもと ゆういち、1963年[1][2] - )は、日本の地理学者(人文地理学・都市地理学・地理情報科学[3])。北海道大学大学院文学研究科・文学部教授[3]。
都市の社会経済活動の時空間構造を、地理情報システム (GIS) を用いて分析している[3]。主宰する研究室は北海道においてGISに関する産学官連携の中心拠点となっており、積雪寒冷地の生活環境についての分析にも取り組んでいるが[3]、GIS技法に関連する編書や、東南アジアを分析対象とした著書も発表している[2]。
経歴
[編集]1986年に立命館大学文学部地理学科を卒業し、筑波大学大学院へ進む[1][4]。1993年6月、筑波大学大学院博士課程地球科学研究科単位取得退学し、同年7月北海道大学文学部助手となった[5]。
1995年、「The transformation of central place system in the Tokyo metropolitan area(東京大都市圏における中心地システムの変容)」により、筑波大学から博士(理学)を取得した[6]。
1996年に文学部助教授、2000年に大学院文学研究科助教授となり、2007年に制度変更による准教授を経て、2011年に教授となった[1][5]。
2015年、『東南アジアの経済発展と世界金融危機』(2014年刊行)に対し、地理空間学会より地理空間学会学術賞を受賞した[7]。
主な業績
[編集]単著
[編集]編著
[編集]- 地理空間情報の基本と活用、古今書院、2009年
- GISと地理空間情報、古今書院、2011年(2012年に増補版、2014年に3訂版)
- QGISの基本と防災活用、古今書院、2015年
出典・脚注
[編集]- ^ a b c d 橋本雄一「北海道における産業の集積とクラスター形成に関する地理学的考察」(PDF)『開発こうほう』、北海道開発協会、2005年、13頁、2016年3月8日閲覧。
- ^ a b “簡易検索結果「橋本, 雄一, 1963-」”. 国立国会図書館. 2016年3月8日閲覧。
- ^ a b c d “教員一覧 橋本雄一”. 北海道大学. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “教員一覧 橋本雄一”. 北海道大学. 2016年3月8日閲覧。 - 「研究活動」のタブを開く
- ^ a b “橋本雄一”. 橋本雄一. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “The transformation of central place system in the Tokyo metropolitan area 橋本雄一”. 国立国会図書館. 2016年3月8日閲覧。
- ^ “橋本雄一教授が2015年度 地理空間学会学術賞 を受賞”. 北海道大学 (2015年6月23日). 2016年3月8日閲覧。:“地理空間学会 学会賞受賞者” (PDF). 地理空間学会. 2016年3月8日閲覧。