樫村まどか
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 2002年11月6日(22歳) | |||
出身地 | 茨城県日立市 | |||
ラテン文字 | Madoka Kashimura | |||
身長 | 183cm | |||
血液型 | O[1] | |||
選手情報 | ||||
所属 | 東レアローズ滋賀 | |||
背番号 | 3 | |||
愛称 | マドカ | |||
ポジション | MB | |||
指高 | 240cm | |||
利き手 | 右[1] | |||
スパイク | 300cm |
樫村 まどか(かしむら まどか、2002年11月6日 - )は、日本の女子バレーボール選手。
来歴
[編集]茨城県日立市出身。幼少期は音楽に励んでいたが[2]、中学1年生のとき、父や兄の影響を受け自身もバレーボールを始めた[1]。2017年の全国の都道府県対抗戦「JOCジュニアオリンピックカップ」(JOCカップ)でオリンピック有望選手賞を受賞するなど[3]中学時代から頭角を現し、強豪校からの誘いもある中、「自分たちで水戸女子高バレー部の歴史を作ろう」という監督の言葉で同校へ進学[4]。
入学早々、2018年5月にタイで行われたアジアユース選手権大会にU-17日本代表に選出され、全5試合出場し7連覇に貢献。ベストミドルブロッカーに選ばれる活躍を見せ[5]、「水戸女子高にスーパー1年生」と新聞に取り上げられる[4]。翌2019年は4月にイタリアで行われたコルナッキアワールドカップ2019でも決勝にスタメン出場し、イタリアを下してチームを初出場ながら初優勝に導いたほか[6][7]、9月にエジプトで行われた第16回女子U18(ユース)世界選手権大会でも全8試合にスタメン出場するなど[8]、ユース代表で頭角を現した。
2021年1月、上述の3つの国際大会でチームメイトだった西川吉野と共にV.LEAGUE DIVISION1の東レアローズへの入団(内定)が発表され[9][リンク切れ][10]、2021/22シーズンの開幕戦の翌日、2021年10月16日のヴィクトリーナ姫路戦でリーグ戦デビュー。初得点をサービスエースで奪うなど(10月24日NECレッドロケッツ戦)[11]、主にリリーフサーバとしてチームのファイナル3進出に貢献した。
人物・エピソード
[編集]- 実兄はサントリーサンバーズに所属する樫村大仁[10]。
- 同期入団となった西川吉野とはユース日本代表時代に共にレギュラーだったほか[5][6][8]、JOCジュニアオリンピックカップでのオリンピック有望選手受賞など共通点が多い[12]。
- 出身地である日立市には、東レ入団後初の地元開催の日立Astemoリヴァーレ戦(2022年1月22-23日。池の川さくらアリーナ)に出場、故郷に錦を飾った[13][14]。
所属チーム
[編集]球歴
[編集]ユース日本代表(2018年-)
- 2018年 アジアユース選手権大会:優勝[5]
- 2019年 コルナッキアワールドカップ2019:優勝[6]
- 2019年 第16回女子U18(ユース)世界選手権大会:5位[8]
受賞歴
[編集]- 2017年 JOCジュニアオリンピックカップ:オリンピック有望選手賞
- 2018年 アジアユース選手権大会:ベストミドルブロッカー[5]
個人成績
[編集]V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[15]。
大会 | チーム | 出場 | アタック | バックアタック | アタック 決定本数 |
ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||||||
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試 合 数 |
セ ッ ト 数 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
セ ッ ト 平 均 |
得 点 |
セ ッ ト 平 均 |
打 数 |
ノ 丨 タ ッ チ |
エ 丨 ス |
失 点 |
効 果 |
効 果 率 |
受 数 |
成 功 ・ 優 |
成 功 ・ 良 |
成 功 率 |
ア タ ッ ク |
ブ ロ ッ ク |
サ 丨 ブ |
得 点 合 計 | ||
V1 2021-22 | 東レ | 27 | 26 | 2 | 1 | 0 | 50.0 | 0 | 0 | 0 | - | 0.04 | 0 | - | 40 | 4 | 0 | 5 | 15 | 16.2 | 3 | 1 | 1 | 50.0 | 1 | 0 | 4 | 5 |
V1 2022-23 | 18 | 9 | 15 | 8 | 0 | 53.3 | 0 | 0 | 0 | - | 0.89 | 4 | 0.44 | 16 | 0 | 0 | 3 | 6 | 4.7 | 1 | 1 | 0 | 100.0 | 8 | 4 | 0 | 12 | |
V1 2023-24 | 17 | 21 | 62 | 21 | 6 | 33.9 | 0 | 0 | 0 | - | 1.00 | 5 | 0.24 | 73 | 0 | 1 | 6 | 13 | 3.8 | 7 | 3 | 2 | 57.1 | 21 | 5 | 1 | 27 | |
通算:3シーズン | 62 | 56 | 79 | 30 | 6 | 38.0 | 0 | 0 | 0 | - | 0.54 | 9 | 0.16 | 129 | 4 | 1 | 14 | 34 | 7.8 | 11 | 5 | 3 | 59.1 | 30 | 9 | 5 | 44 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e 日本文化出版『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2021-22』2021年より引用
- ^ “高校バレー界注目の“妹”たち 成長の秘訣は最も身近にある大きな目標!?”. 月刊バレーボール (2018年6月25日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ “高校バレー界注目の“妹”たち 成長の秘訣は最も身近にある大きな目標!?”. 月刊バレーボール (2018年6月25日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ a b “水戸女子高にスーパー1年生 アジアユースで優勝に貢献、最優秀選手にも 初の全国目指す”. 産経ニュース (2018年6月5日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ a b c d “https://www.jva.or.jp/international2018/asiayouthgirls/”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月16日閲覧。
- ^ a b c “コルナッキアワールドカップ2019”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月16日閲覧。
- ^ “U18女子、コルナッキアワールドカップ2019に初出場で初優勝。MVPに主将の和田由紀子(京都橘高)”. バレーボールマガジン (2019年4月23日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ a b c “第16回女子U18(ユース)世界選手権大会”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月16日閲覧。
- ^ “内定選手について”. 東レアローズ (2021年1月15日). 2021年7月5日閲覧。
- ^ a b “東レが西川(金蘭会高)と樫村(水戸女高)の内定を発表”. 月バレ.com (2021年1月18日). 2021年7月5日閲覧。
- ^ “東レアローズ対NECレッドロケッツB帳票”. Vリーグ機構 (2021年10月24日). 2024年8月22日閲覧。
- ^ accessdate=2022-06-16
- ^ “日立Astemoリヴァーレ対東レアローズB帳票”. Vリーグ機構 (2022年1月22日). 2024年8月22日閲覧。
- ^ “日立Astemoリヴァーレ対東レアローズB帳票”. Vリーグ機構 (2022年1月23日). 2024年8月22日閲覧。
- ^ “樫村まどか|選手別成績|RECORD / RANKING”. SVL オフィシャルサイト. 2024年8月22日閲覧。