榛葉太生
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榛葉 太生(しんは ふとお、1883年 - 1962年)は、日本の医師。「安曇節」の初代家元。号は出原処士。
長野県北安曇郡松川村生まれ。長野県師範学校第二種講習を経て地元の小学校教員を務めた後、旧制松本中学校(長野県松本深志高等学校)を卒業して上京。医師免許を取得し、地元で開業する。
その傍ら、郷土史研究にも取り組み、有明山の開山記録や、県内に分布する道祖神の調査研究に携わる。1923年(大正12年)、安曇野に古くから伝わる民謡を集めて編曲した新民謡「安曇節」を完成させ、1925年(大正14年)には『正調安曇節』を発表し、その普及に努めた。
参考文献
[編集]- 『唄え、安曇節―だれよりも安曇野を愛した男・榛葉太生』中島博昭編著、郷土出版社、1991年
- 『長野県歴史人物大事典』 郷土出版社、1989年
- “伝統をそだてるまつかわびと”. 松川村観光協会. 2014年10月13日閲覧。