椎津 行憲(しいつ ゆきのり)は、戦国時代の武将。小弓公方家の家臣。
椎津氏は鎌倉時代の名族・二階堂氏の庶流の一族と言われている。
永正2年(1505年)、誕生。足利義明に仕えて天文7年(1538年)の第一次国府台合戦では奮戦したが、北条氏綱軍の反撃を受けて敗れた。
行憲は戦場からは離脱したが、このときの戦いで受けた傷がもとで、同年のうちに死去した。