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森下竜一

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森下 竜一
生誕 (1962-05-12) 1962年5月12日(62歳)
日本の旗 日本 岡山県総社市
国籍 日本の旗 日本
出身校 大阪大学
主な受賞歴 アメリカ高血圧評議会Harry Goldbratt 賞
日本医師会研究奨励賞
日本循環器学会佐藤賞
産官学連携推進功労者表彰産官学連携文部科学大臣賞
大学発ベンチャー2016表彰文部科学大臣賞
プロジェクト:人物伝
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森下 竜一(もりした りゅういち、1962年5月12日 - )は医学博士大阪大学大学院 医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授アンジェスMG創業者兼元取締役、メディカルアドバイザー。映画「日本独立」ではゼネラルプロデューサーを務める(森千里名義)[1]

来歴

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岡山県総社市生まれ。実家は祖父の代から3代続く森下病院で、父方の祖父、母方の祖父母、両親、弟、弟の妻、妹、子供が医師[2][3]。1981年3月、武蔵高等学校卒業[4]。1987年3月、大阪大学医学部卒業[5]。同年4月、同大医学部老年病講座大学院へ進学、1991年3月、同大大学院修了[5]。同年8月、スタンフォード大学へ留学し、循環器科研究員として従事。1992年7月1日、アメリカ循環器学会特別研究員、1994年4月30日付にて、同大学循環器科客員講師に就任。1995年4月1日、日本学術振興会特別研究員となり、1998年に帰国し、同年10月16日付で母校である大阪大学医学部大学院医学系研究科遺伝子治療学兼任加齢医学 助教授に就任。2000年、香港大学客員教授に就任。2003年3月17日付にて、同大大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄附講座教授に就任。

また、1998年、大学発のバイオベンチャー企業として、メドジーンバイオサイエンス社(現:アンジェスMG)を設立。2000年、同社の取締役を兼業。その後、2013年に取締役から退いたが、同社メディカルアドバイザーの立ち位置で同社に関与している。

2003年から2007年まで第1次小泉改造内閣時代の知的財産戦略本部本部員を担当。2013年1月23日、内閣府規制改革会議委員、健康医療戦略本部戦略参与、同年4月17日、大阪府市統合本部医療戦略会議参与に就任。2016年6月28日、大阪府2025年日本万博基本構想委員、2016年9月9日、内閣府規制改革推進会議委員[6]を歴任。大阪市の特別顧問[7]大阪・関西万博の総合プロデューサー[8]にも就任した。

2020年3月5日、アドバイザーを担当しているアンジェスとタカラバイオとで新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐ、DNAプラスミドベースのワクチンを開発する事を発表[9]。同年6月25日に第1/2相臨床試験を大阪市立大学医学部附属病院での実施を承認し、同病院と治験契約を締結し、2020年6月末から2021年7月末の期間で実施する事を発表した[10]。このワクチン開発は、厚生労働省などから約75億円の補助金を受け、2020年4月に吉村洋文・大阪府知事が「(20年)9月にも実用化したい」と発言したことで注目を集めたが、2022年9月、アンジェス社は、臨床試験で効果を確認できなかったことを理由にワクチンの開発の中止を発表した。[11]

著作

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共著

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  • 森下竜一・桐山秀樹『アルツハイマーは脳の糖尿病だった』青春新書、2015年1月6日。ISBN 978-4413044417 
  • 長谷川幸洋・森下竜一『新型コロナの正体 日本はワクチン戦争に勝てるか!?』ビジネス社、2020年5月23日。ISBN 978-4828421902 
  • 森下竜一・長谷川幸洋『どうする!?感染爆発!! 日本はワクチン戦略を確立せよ!』ビジネス社、2020年8月26日。ISBN 978-4828421902 

出演番組

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テレビ

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ラジオ

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脚注

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  1. ^ 「週刊文春」編集部. “浅野忠信、宮沢りえ出演“改憲映画”の製作総指揮はワクチン開発企業創業者!”. 文春オンライン. 2021年2月26日閲覧。
  2. ^ 集中出版. “第14回 私と医療 ゲスト森下竜一 大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 寄附講座教授”. SHUCHU PUBLISHING. 2022年11月26日閲覧。
  3. ^ 「医療は実用化しないと意味がない」 スタンフォード大での学びが、 ベンチャーに携わるきっかけに | 医歯薬進学”. 2022年11月26日閲覧。
  4. ^ ピックアップ 「医療は実用化しないと意味がない」 スタンフォード大での学びが、 ベンチャーに携わるきっかけに 「突破力」で社会を切り拓く全方位ドクター”. 医歯薬進学 2018年10月号(玄文社) (2018年9月21日). 2018年3月14日閲覧。
  5. ^ a b プロフィール 森下竜一 寄附講座教授”. 大阪大学 (2018年3月14日). 2018年3月14日閲覧。
  6. ^ “規制改革推進会議、大田弘子議長ら委員決定”. 日本経済新聞. (2016年9月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H3N_S6A900C1PP8000/ 2017年2月12日閲覧。 
  7. ^ “大阪府・大阪市特別顧問等一覧”. (2021年4月1日). https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/16323/00000000/tokubetsukomon_list.pdf 2021年11月6日閲覧。 
  8. ^ “大阪・関西万博 「大阪パビリオン」推進委員会が発足”. 朝日新聞. (2021年2月16日). https://www.asahi.com/articles/ASP2J6DWRP2JPTIL024.html 2021年11月6日閲覧。 
  9. ^ “アンジェス、新型コロナのワクチン開発へ”. 日本経済新聞. (2020年3月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56411830V00C20A3X12000/ 2020年3月5日閲覧。 
  10. ^ アンジェス、新型コロナワクチンの第1/2相臨床試験の詳細が判明 アジュバントを添加し筋肉内接種、30例を対象”. 日経バイオテク(日経BP) (2020年6月26日). 2020年8月1日閲覧。
  11. ^ 大阪大発の製薬ベンチャー、アンジェスがコロナワクチン開発中止”. 毎日新聞. 2022年9月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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