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梅林宏道

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梅林 宏道(うめばやし ひろみち、1937年9月1日 - )は、平和運動家。NPO法人ピースデポ代表。工学博士。兵庫県洲本市出身。

略歴

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ほか、核軍縮議員ネットワーク(PNND)東アジア・コーディネーターなどを務める。

著書

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  • 『抵抗の科学技術』(技術と人間、1982年)
  • 『情報公開法でとらえた在日米軍』(高文研、1992年)
  • 『アジア米軍と新ガイドライン』(岩波ブックレット、1998年)
  • 『在日米軍』(岩波新書、2002年)
  • 『米軍再編―その狙いとは』(岩波ブックレット、2006年)
  • 『在日米軍――変貌する日米安保体制』(岩波新書、2017年)
  • 『北朝鮮の核兵器――世界を映す鏡』(高文研、2021年)

翻訳

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  • クリスチナ・ツェ「香港電子企業の見えざる管理―フェアチャイルドの労務管理(1)」「韓国電子企業の見えざる管理―フェチャイルドの労務管理(2)」「多国籍企業の労務戦略―フェアチャイルドの労務管理(3)」(『技術と人間』1981.8・9・10)
  • Z.A.メドベージェフ『ウラルの核惨事』(技術と人間、1982年)
  • ロバート・D・グリーン『核兵器廃絶への新しい道――中堅国家構想』(高文研、1999年)
  • ロバート・D・グリーン『検証「核抑止論」――現代の「裸の王様」』(安部純子との共訳、梅林による補章「問われる日本」が付加されている、高文研、2000年)

論文・エッセー等

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  • 「科学技術者――その認識と存在の位置」(『技術と人間』1975.1、『抵抗の科学技術』に所収)
  • 「水戸巌氏の反論に応えて」(『技術と人間』1975.6、1975年3月号の同誌に載った水戸巌「『科学技術者の利害性』をめぐって」への応答)
  • 「科学的実践の枠組み自体の変革へ――『科学論』の現代的課題」(『技術と人間』臨時増刊号、1980.6)
  • 「金大中氏裁判と日本」(『技術と人間』、1981.2)
  • 「抵抗する科学技術者とは――技術者との討論」(『技術と人間』、1981.11)
  • 「願望は力にかえうるか――光州民衆決起二周年の日のダイ・イン」(『技術と人間』、1982.8)
  • 「科学技術立国と第三世界」(『技術と人間』臨時増刊号、現代技術史研究会編「ハイテク社会への警告」、1984.10)
  • 「たたかいにおける中間的目標設定の大切さ」(『技術と人間』、1986.2)
  • 「日本にも吹き荒れた『砂漠の嵐』――ドキュメント・湾岸戦争と在日米軍」(臨時増刊『世界――総決算・湾岸戦争』、岩波書店、1991.10)
  • 「国防拡散対抗構想(Defense Counterproliferation Initiative)」(核拡散問題研究会『核兵器不拡散条約の延長についての意見』、梅林の他、大塚益比古、小川岩雄、小沼通二、菅沼淳一、立花昭、服部学、伏見康治、藤島宇内、 山田英二の諸氏が参加した研究会の報告書、「NPTの無期限延長を認めるべきではない」との結論が述べられている。当時の議論を知るのに貴重な文献。1995年)
  • 「核軍縮の現状と日本の役割」(日本平和学会『平和研究』第24号、早稲田大学出版部、1999年)
  • 「NGOの役割――日本を念頭において――」(広島平和研究所編『21世紀の核軍縮―広島からの発信』第18章、法律文化社、2002年)
  • 「これはもはや『在日米軍』ではない」(インタビュー、『世界』岩波書店、2005.12)
  • 「ミサイル防衛――『集団的自衛権』行使への仕掛け」(『世界』岩波書店、2007.4)
  • 「核兵器と非核兵器地帯」「包括的核実験禁止条約」(編集代表 加藤尚武『応用倫理学事典』の項目執筆、丸善株式会社、2008年)
  • 「朝鮮半島において国連憲章を具現せよ――対話による解決の意義とその可能性」(『世界』岩波書店、2018.4)
  • 「北東アジア新秩序へ――非核兵器地帯化への積極関与を」(『世界』岩波書店、2018.9)

ピースデポの文献(梅林監修)

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  • 『核軍縮と非核自治体●1998』(前田哲男との共監修、平和資料協同組合(ピースデポ)、1998年)
  • 『核軍縮と非核自治体●1999』(前田哲男との共監修、平和資料協同組合(ピースデポ)、1999年)
  • 『核軍縮と非核自治体●2000』(前田哲男との共監修、「核軍縮概観1999.1‐2000.5」「『究極的核廃絶』から『完全廃棄の明確な約束』へ――核不拡散条約(NPT)2000年再検討会議[川崎哲との共同執筆]」、NPO法人ピースデポ、2000年)
  • 『核軍縮と非核自治体●2001』(前田哲男との共監修、「核軍縮概観2000.1-2001.5」「NPT13項目合意と日本」、NPO法人ピースデポ、2001年)
  • 『核軍縮と非核自治体●2002』(前田哲男との共監修、「核軍縮概観2001.1-2002.5」「米国の核態勢見直し(NPR)」、NPO法人ピースデポ、2002年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和・自治体 2004』(「『法の支配』回復への手探り」「モデル『東北アジア非核兵器地帯条約』執筆、NPO法人ピースデポ、2004年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2005―市民と自治体のために』(「核軍縮:2004年の概観 [2004年1月-2005年4月] 3重の危機と新しい模索」「在日米軍再編と在日米軍」、NPO法人ピースデポ、2005年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2006―市民と自治体のために』(「核軍縮:2005年の概観 [2005年1月-2006年3月] 被爆60年、3重の危機つづく」「平和主義と米軍再編」、NPO法人ピースデポ、2006年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2007―市民と自治体のために』(「核軍縮:2006年の概観 [2006年1月-2007年3月] 凍土に緑は育たない」NPO法人ピースデポ、2007年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2008―市民と自治体のために』(「核軍縮:2007年の概観 [2007年1月-2008年3月] 行方に2つの灯火」「核軍縮、中堅国家構想の挑戦―2010年に向けて」NPO法人ピースデポ、2008年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2009‐10―市民と自治体のために』(「核軍縮:2008-9年の概観 [2008年1月-2009年12月] 〈好機〉を掴むー重要な市民社会の役割」NPO法人ピースデポ、2010年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2011―市民と自治体のために』(「核軍縮:2010年の概観 [2010年1月-12月] NPT再検討会議の成果を活かす―人道原理の再構築が必要」「福島事態と核兵器[湯浅一郎との共同執筆]」NPO法人ピースデポ、2011年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2012―市民と自治体のために』(「核軍縮:2011年の概観 [2011年1月-12月] 停滞する核軍縮の流れの中で、革新的な挑戦が続く」NPO法人ピースデポ、2012年)
  • 『イアブック 核軍縮・平和 2018―市民と自治体のために』(「朝鮮半島の非核化と日本—北東アジア非核兵器地帯への好機」NPO法人ピースデポ、2018年)
  • 『ピース・アルマナック2020—核兵器と戦争のない地球へ』(第3章 核軍縮・不拡散:米国、ロシア、中国「解題:核強国を競う米国とロシアの責任は極めて大きい」ピースデポ・アルマナック刊行委員会、緑風出版、2020年)

映画

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参考文献

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  • 「ピースデポ:20年のあゆみ」(2018.8) 約7年の準備期間を経て1997年11月に設立されたピースデポの20年(1997-2017)のあゆみが整理されている。

脚注

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外部リンク

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