桂文雀
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上方二代目 | |
本名 | 小宮山 健吉 |
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生年月日 | 1869年1月10日 |
没年月日 | 1939年5月16日(70歳没) |
出身地 | 日本・奈良 |
師匠 | 五代目笑福亭吾竹 三代目桂文三 西國坊明學 七代目桂文治 |
名跡 | 1. 笑福亭吾遊(1892年) 2. 桂扇若(1892年 - 1900年) 3. 西國坊學丸(1900年 - 1902年) 4. 舌切亭すずめ(1902年 - 1904年) 5. 桂文雀(1904年 - 1939年) |
活動期間 | 1892年 - 1939年 |
桂 文雀(かつら ぶんじゃく、1869年1月10日 - 1939年5月16日)は、上方噺家。本名: 小宮山 健吉。享年70。
経歴
[編集]生まれは奈良、初め1892年頃に5代目笑福亭吾竹門下で吾遊を名乗る。翌年に初代桂扇枝門下で扇若。
1900年に西國坊明學門下で學丸を名乗った後師匠と決別し1902年に互楽派に加入し舌切亭すずめ。
新作落語を売り物とし、得意演目は自作の『長屋議会』など、他にも本人の作か不明だが『学校』というネタがあり売りにしていた、そのためか「田舎教師」とあだ名された。『長屋議会』はSPレコードを大正時代に吹き込んでいる。 若い頃は古典もやっていたらしく『口合小町』が得意だった。
晩年は吉本興業の事務員を務めた。
なお、この文雀以前にも、上方で文雀を名乗っていた落語家がいたとも言われており、元舌切亭すずめの文雀が2代目であるとする説もある。(2代目桂扇枝が短期間名乗った。)
ちなみに「舌切亭すずめ」という名は、襲名した当初からあまりに不評だったため、短期間で改名されている。(「舌」は噺家の命である。)
註
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