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桂小米喬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつら 小米喬こべいきょう
本名 井上 一四郎
別名 曽我廼家満月
生年月日 1896年
没年月日 不明年
出身地 日本の旗 日本
師匠 2代目桂米喬
弟子 道和多比良
名跡 1. 桂小米喬
2. 桂米喬
活動内容 上方落語
曽我廼家喜劇
家族 2代目桂米喬(父)

桂 小米喬(かつら こべいきょう、1896年 - 昭和中期頃没)は、落語家上方噺家)。本名: 井上一四郎。享年不明。父は2代目桂米喬

2代目米喬の実の子で、父は9歳の時に亡くなっている。20歳頃から小米喬の名前で数年間高座にあがっていたが、その後長い間、空白の時期がある、そのころ、喜劇役者・曽我廼家満月の名で喜劇に出ていたとされる。再び20年近く空白の時期があり、寄席にも喜劇にも名が見えず動向不明。1940年ころに5代目笑福亭松鶴の楽語荘の同人に参加している。戦後は父の名前・桂米喬を継いだようだが、連名にも見えなくなり、その後の消息が判らなくなる。

『上方はなし』第20集に、父のエピソードを「亡父の事」と題して寄せている。

弟子に漫才の道和多比良がいる。

出典

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  • 『古今東西落語家事典』(諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編、平凡社、1989年)ISBN 458212612X