コンテンツにスキップ

林準燮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林 準燮(イム・ジュンソプ)
Lim Jun-Sub
ロッテ・ジャイアンツ #57
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 釜山広域市
生年月日 (1989-07-16) 1989年7月16日(35歳)
身長
体重
181 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 ドラフト2巡目
初出場 2013年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

林 準燮(イム・ジュンソプ、朝鮮語: 임준섭1989年 7月16日 - )は KBOリーグに所属する大韓民国出身のプロ野球選手投手)。

経歴

[編集]

アマチュア時代

[編集]

中学時代は外野手だったが、高等学校進学後から投手に転向[1]

起亜時代

[編集]

2012年に新人ドラフトで指名され入団した。

しかし直後に腰の手術を受け、同年はリハビリ群にとどまった。

2013年はオープン戦で良い活躍を広げ、シーズン序盤から負傷した尹錫珉に代わり先発ローテーションに含まれた[2]。 4月3日のハンファイーグルスとの試合で先発登板し、6イニング無失点で1軍デビュー戦で勝利投手になった[3]。しかし9日の斗山ベアーズ戦で1.1イニング4失点炎上して以降は不振で大きく負け越した[4]

2014年も先発ローテを守ったが、やはり勝ち星に恵まれず負け越した。

ハンファ時代

[編集]

2015年5月6日、大型トレードで朴成皓李鍾煥とともに移籍した[5]

移籍後には腰の負傷が再発して残りのシーズン中からリハビリ群に滞在し、翌年春のキャンプの間に再手術を受けた。

2016年5月末から社会服務要員(小学校野球部コーチ)として代替服務した。

2018年に除隊された後は主に中継ぎとしての起用が続いていたが、2019年7月31日のKTウィズ戦で2014年10月以来5年ぶりの先発登板を果たした。この試合で彼は6回を投げ被安打41失点と好投し、今期初勝利を収めた[6]

SSG時代

[編集]

2023年シーズンからSSGランダースと契約する[7]

同年はキャリアハイを更新する41試合に出場し中継ぎとして活躍。しかし防御率が5点台で未勝利2敗4ホールドの成績に終わりトータルでは結果を残せず、オフに李宰元金周瀚らとともに自由契約となり退団した。

ロッテ・ジャイアンツ時代

[編集]

2024年シーズンからロッテ・ジャイアンツと契約する[8]も、11月5日に2025年の再契約不可が伝えられた[9]

プレースタイル・人物

[編集]

起亜時代には同僚の尹錫珉、朴倞兌韓基周宋恩範金鎭尤徐在応とともに韓国プロ野球では珍しい投手応援歌を持っていた。

通算記録

[編集]
年度 チーム 平均自責点 試合 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 打者 投球回 被安打 被本塁打 四球 四球 奪三振 失点 自責点
2013 KIA 5.23 36 0 0 4 8 0 2 0.333 487 105 116 10 67 8 55 66 61
2014 6.06 29 1 1 5 11 0 0 0.313 588 130.2 157 15 67 6 54 95 88
2015 ハンファ 3.72 22 0 0 1 0 0 2 1.000 95 19.1 26 1 13 0 18 12 8
2018 4.32 10 0 0 1 0 0 0 1.000 34 8.1 8 1 6 1 6 4 4
2019 4.20 34 0 0 1 3 0 1 0.250 230 49.1 56 1 28 1 26 30 23
2020 13.50 10 0 0 0 2 0 1 0.000 49 8.2 18 1 6 0 6 13 13
2021 10.97 13 0 0 0 0 0 0 - 64 10.2 19 1 8 4 11 18 13
2022 5.79 5 0 0 0 0 0 0 - 18 3.2 5 0 1 1 0 1 1
2023 SSG 5.79 41 0 0 0 2 0 4 0.000 155 32.2 44 1 19 1 26 25 21
通算 9シーズン 5.67 200 1 1 12 26 0 10 0.316 1720 368.1 449 31 215 22 202 264 232

背番号

[編集]
  • 11 (2012年 - 2016年、2020年 - 2021年)
  • 64 (2018年途中 - 2019年)
  • 54 (2022年)
  • 48 (2023年)
  • 57 (2024年)

出身学校

[編集]

脚注

[編集]