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林正道 (工学者)

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林 正道(はやし まさみち、1925年(大正14年)4月1日 - 2008年(平成20年)9月8日[1])は、日本工学者、元地方公務員実業家工学博士北海道大学)。北見工業大学道都大学学長。北見工業大学・道都大学名誉教授。専門は、コンクリート工学

略歴

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北海道江別市出身。1948年(昭和23年)に北海道大学工学部土木工学科を卒業し、北海道庁網走土木現業所に入所。1951年(昭和26年)北海道開発局土木試験所に移る。1970年(昭和45年)同所所長。1975年(昭和50年)北海道開発局退官日本セメント顧問1977年(昭和52年)北見工業大学工学部教授1984年(昭和59年)北見工業大学4代学長に就任[2]1990年(平成2年)北見工業大学退官。道都大学美術学部教授。1993年(平成5年)道都大学3代学長に就任。1997年(平成9年)道都大学退職[3]

2008年9月8日、急性呼吸不全のため死去[1]

宝生流謡曲を学び、謡曲を嗜むという趣味を持つ。

受賞歴

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著書

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  • 清水昭と共著『寒中および暑中コンクリート . 軽量骨材コンクリート』(山海堂, 1980年)
  • 鮎田耕一と共著『コンクリート工学 : 耐久性・寒中コンクリート詳説』(山海堂, 1993年)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.519
  2. ^ 北見工業大学事務局総務課 編 編「歴代学長」『国立大学法人北見工業大学 2021大学概要』2021年6月、4頁。 
  3. ^ 以上につき『現代日本人名録 そ~ひれ 2002』1800頁
先代
小池東一郎
北見工業大学学長
第4代: 1984年 ‐ 1990年
次代
平林眞
先代
小池東一郎
道都大学学長
第3代: 1993年 ‐ 1997年
次代
櫻井淳