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板野川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
板野川
板野川(八木町室河原)
水系 一級水系 淀川
種別 準用河川
延長 2.950[1] km
平均流量 -- m3/s
(--)
流域面積 -- km2
水源 八木町池ノ内二又分
水源の標高 -- m
河口・合流先 園部川
流域 京都府南丹市八木町
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板野川(いたのがわ)は、京都府南丹市八木町吉富地域を流れる淀川三次支流の準用河川である。

地理

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八木町室河原の康安寺前より下流を撮影。

板野川は八木町池ノ内二又分から発して北東に流れ、山陰本線国道9号京都縦貫自動車道を順にくぐった後東に向き、八木町室河原柳原・岩山で園部川右岸に合流する。山陰本線の線路より下流はコンクリート三面張りの水路である。

流域の村

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南丹市

主な橋梁

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八木町室河原

  • 堺橋
  • 岩鼻橋

流域にあるため池

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八木町池ノ内

  • 奥池
  • 鎌掛池
  • 妙ケ谷池
  • 宮ヶ谷池

八木町木原

  • 盛陰池
  • 正ヶ谷上池
  • 正ヶ谷中池

流域にある主な施設

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八木町池ノ内

八木町木原

八木町室河原

八木町鳥羽

  • 水天宮
    江戸時代の創建。板野川と園部川の合流地と、園部川と桂川が合流地の間、水天坂と呼ばれる場所の岩上ある。この地では三川が合流することにより水勢が強くなり、水天坂が切断されて家僕や田畑に流出する水害が度々起きていた。村人たちは水難を避けるため、水天宮を奉った。それから洪水はあっても水天坂は切れたことがないという。毎年9月5日前後の日曜日に祭礼が行われている[2]

流域にある史跡

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  • 池ノ内城跡[3]
  • 鳥羽城跡[3]

脚注

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  1. ^ 南丹市地域防災計画(資料編)”. 南丹市防災会議 (2024年4月). 2024年10月6日閲覧。
  2. ^ 『図説 丹波八木の歴史』南丹市、2011年3月、鳥羽昔今物語頁。 
  3. ^ a b 芦田讓ほか『なんたん八木 ガイドブック』八木町市民フォーラムの会、2022年1月、八木のまちめぐりマップ頁。 

関連項目

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