松永希久夫
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松永 希久夫(まつなが きくお、1933年5月11日[1] - 2005年10月11日)は、日本の神学者。東京神学大学名誉教授。
略歴
[編集]愛知県名古屋市生まれ。キリスト教徒の家庭に育つ。1957年国際基督教大学卒、東京神学大学大学院博士課程満期退学。神田盾夫に学ぶ。同大学助手、助教授、教授、学長を務め、2001年定年。
2005年10月11日、心不全のため死去[1]。
主要著書
[編集]- 『市民共同体と大学』(能代大学問題懇談会、松永希久夫講演集) 1986.8
- 『ひとり子なる神イエス』(ヨルダン社、ヨハネによる福音書新解) 1987.4
- 『歴史の中のイエス像』(日本放送出版協会、NHKブックス) 1989.4
- 『神の民の信仰. 新約篇』(教文館) 1996.6
- 『イエスの生と死 聖書の語りかけるもの』(日本放送出版協会、NHKライブラリー) 2001.11
- 『新約聖書における教会形成』(教文館) 2007.2
- 『史的イエスの考察とキリスト論』(一麦出版社、松永希久夫著作集1) 2010.10
- 『ヨハネの世界』(一麦出版社、松永希久夫著作集2) 2011.2
- 『教会を生かす力』(一麦出版社、松永希久夫著作集3) 2011.8
翻訳
[編集]- 『編集史とは何か』(ノーマン・ペリン、ヨルダン社、聖書学の基礎知識) 1984.8
- 『キリスト教の起源 新約聖書概説』(S・ブラウン、勝田英嗣共訳、ヨルダン社、オックスフォード聖書概説シリーズ) 1987.12
- 『イエスの山上の説教』(W・D・デーヴィス、共訳、教文館、聖書の研究シリーズ) 1991.7
- 『福音書とイエス』(G・N・スタントン、北川美奈子, 石渡浩二, 渡辺善忠, 大住雄一共訳、ヨルダン社、オックスフォード聖書概説シリーズ) 1998.5
- 『ヨハネ福音書の神学』(D・M・スミス、新教出版社、叢書新約聖書神学) 2002.5