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松橋拓二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松橋 拓二
基本情報
本名 松橋 拓二
通称 北海の豪腕[1]
階級 スーパーウェルター級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1978-12-03) 1978年12月3日(45歳)
出身地 北海道芦別市
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 15
勝ち 11
KO勝ち 10
敗け 3
引き分け 1
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松橋 拓二(まつはし たくじ、男性、1978年12月3日 - )は、日本の元プロボクサー北海道芦別市出身[2]帝拳ボクシングジム所属。入場曲は「必殺仕事人」のテーマ[1]

来歴

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アマチュア時代

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北海道恵庭南高等学校では3年次にウェルター級選抜インターハイ国体の高校三冠を達成[3]。高校時代の勝ち星すべてKO/RSCだった。

拓殖大学進学後も2年次に全日本選手権優勝。同年のアジア大会、翌年の世界選手権にも出場。3年次の全日本選手権も2年連続決勝進出を果たすが、後にプロで同門となる日大佐藤幸治に敗れる。

プロ時代

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大学卒業後、帝拳の門を叩きプロ転向。

2001年12月1日、デビュー戦を1回KO勝利で飾る。

3連続KO勝利後、2002年8月24日にByung Chul Ohに2回KO負けを喫する。

2003年6月21日に1回KOで再起を果たすと、5連続KO勝利。

2005年11月19日、後のWBA世界スーパーウェルター級暫定王者石田順裕と対戦し、引き分け。

2006年8月5日、クレイジー・キムが持つ日本スーパーウェルター級王座挑戦権を野中悠樹と争い、判定で勝利。日本タイトル挑戦を決めた。

しかし、大晦日の練習中にアキレス腱断裂、長期欠場となった。引退も頭をよぎったが、同じ負傷を乗り越えWBC世界王座を奪取した同門の先輩西岡利晃からの電話で励まされ、復帰を決意[4]

2009年3月27日、日本ランカー田島秀哲相手に2年3ヶ月ぶりの復帰を果たし、初回にダウンを奪われるも2回逆転KO勝利で復帰を飾った[4]

2009年7月2日、最強後楽園にエントリーし、準決勝で池田好治と対戦。3回にダウンを奪うも、相手が立ち上がると右フックを浴びてダウンを返され、1度立ち上がった後も連打を浴びせられレフェリーストップTKO負け[5]

2010年4月3日、山本忍と対戦するが、2回に3度ダウンを奪われKO負け[6]。この試合を最後に引退。

戦績

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  • プロボクシング:15戦11勝(10KO)3敗1分

獲得タイトル

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アマチュア

脚注

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  1. ^ a b 前川洋昭. “松橋拓二”. 2014年1月3日閲覧。
  2. ^ 北海道新聞、1998年12月4日夕刊2頁
  3. ^ ボクシング部” (PDF). 北海道恵庭南高等学校. 2014年1月3日閲覧。
  4. ^ a b アキレスけん断裂から涙のKO復帰 松橋”. 中日新聞社. 2014年1月3日閲覧。
  5. ^ “池田が松橋に逆転TKO勝ち 最強後楽園開幕”. Boxing News. (2009年7月3日). http://boxingnews.jp/news/3599/ 
  6. ^ “佐々木再起、松橋はKO敗 3日のアンダーカード”. Boxing News. (2009年7月3日). http://boxingnews.jp/news/3012/ 

関連項目

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外部リンク

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