松井芳郎
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人物情報 | |
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生誕 |
1941年2月21日(83歳) 日本・京都府 |
学問 | |
時代 | 20世紀 - 21世紀 |
活動地域 | 日本 |
研究分野 |
法学 国際法 |
研究機関 |
名古屋大学 立命館大学 |
主要な作品 |
『湾岸戦争と国際連合』(日本評論社、1993年) その他多数 |
影響を受けた人物 | 田畑茂二郎(京都大学在学中に師事) |
学会 |
国際法学会 世界法学会 国際人権法学会 国際経済法学会 国際法協会 民主主義科学者協会法律部会 |
主な受賞歴 | 第17回野呂栄太郎賞(1992年) |
松井 芳郎(まつい よしろう、1941年2月21日 - )は、日本の法学者。名古屋大学名誉教授。専門は国際法。法学修士(京都大学)[1]。京都府出身。元民主主義科学者協会法律部会理事[2]。
来歴
[編集]来歴は以下の通り[3]。
学歴
[編集]- 1959年3月 - 京都府立洛北高等学校卒業
- 1963年3月 - 京都大学法学部卒業
- 1965年3月 - 京都大学大学院法学研究科修士課程修了
- 1967年3月 - 京都大学大学院法学研究科博士課程中退[1]
職歴
[編集]- 1967年4月 - 名古屋大学法学部助手
- 1968年4月 - 名古屋大学法学部助教授
- 1976年4月 - 名古屋大学法学部教授
- 1999年4月 - 名古屋大学大学院法学研究科教授
- 2004年
- 2011年3月 - 立命館大学定年退職
恩師
[編集]指導教官は田畑茂二郎。
家族
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『現代日本の国際関係――安保体制の法的批判』(勁草書房、1978年)
- 『現代の国際関係と自決権』(新日本出版社、1981年)
- 『湾岸戦争と国際連合』(日本評論社、1993年)
- 『国際法から世界を見る――市民のための国際法入門』(東信堂、初版2001年・第2版2004年・第3版2011年)
- 『テロ、戦争、自衛――米国等のアフガニスタン攻撃を考える』(東信堂、2002年)
- 『国際環境法の基本原則』(東信堂、2010年)
共著
[編集]- (佐分晴夫・松田竹男・岡田泉・田中則夫・薬師寺公夫)『国際法』(有斐閣、初版1988年・新版1993年・第3版1997年)
- (佐分晴夫・坂元茂樹・小畑郁・松田竹男・岡田泉・田中則夫・薬師寺公夫)『国際法』(有斐閣、第4版2002年・第5版2007年)
共編著
[編集]- (木棚照一・加藤雅信)『国際取引と法――山田鐐一教授退官記念論文集』(名古屋大学出版会、1988年)
- (高林秀雄・山手治之・小寺初世子)『国際法 (1・2)』(東信堂、1990年)
- (田畑茂二郎・竹本正幸・薬師寺公夫)『国際人権条約・宣言集』第1版(東信堂、1994年)
- (田畑茂二郎・竹本正幸)『判例国際法〔初版〕』(東信堂、2000年)
- (山本草二・古川照美)『国際法判例百選〔初版〕』(有斐閣、2001年)
- (藤田久一・坂元茂樹)『人権法と人道法の新世紀――竹本正幸先生追悼記念論文集』(東信堂, 2001年)
- (山手治之・香西茂)『ベーシック条約集』(東信堂、2004年)
- (薬師寺公夫・坂元茂樹・小畑都・徳川信治)『国際人権条約・宣言集』第3版(東信堂、2005年)ISBN 4-88713-637-4
訳書
[編集]論文
[編集]- 「サンフランシスコ体制とマルクス主義法学」『マルクス主義法学講座 第1巻』
記念論文集
[編集]- 松田竹男・田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹(編)『現代国際法の思想と構造Ⅰ――歴史、国家、機構、条約、人権』(東信堂、2012年)
- 松田竹男・田中則夫・薬師寺公夫・坂元茂樹(編)『現代国際法の思想と構造Ⅱ――環境、海洋、刑事、紛争、展望』(東信堂、2012年)
脚注
[編集]- ^ a b 松井芳郎 教授 略歴・主な業績 2022年4月閲覧
- ^ 民主主義科学者協会法律部会役員名簿・第20期(2002秋~2005秋)
- ^ 松井芳郎教授略歴・主な業績立命館法学2010年5・6号(333・334号)