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東弘寺 (常総市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東弘寺
所在地 茨城県常総市大房93
位置 北緯36度06分18.9秒 東経139度58分16.0秒 / 北緯36.105250度 東経139.971111度 / 36.105250; 139.971111座標: 北緯36度06分18.9秒 東経139度58分16.0秒 / 北緯36.105250度 東経139.971111度 / 36.105250; 139.971111
山号 高柳山
院号 信順院
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 建長2年(1250年
開基 善性
文化財 木造薬師如来坐像(常総市指定文化財)
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東弘寺(とうこうじ)は、茨城県常総市にある真宗大谷派寺院

歴史

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1250年建長2年)、善性の開基である。善性は後鳥羽天皇皇子で、当初は天台宗僧侶「周観」であった。周観は諸国巡錫の旅に出ていたが、ある日、常陸国真壁郡(現・同県下妻市小島)にいた浄土真宗宗祖親鸞のもとを訪れ、法話を聴き、親鸞に弟子入りして「善性」に名を改めた。そして善性は拠点となる寺「東弘庵処」を設けた。これが当寺の起源である[1][2]

天正年間(1573年 - 1592年)、これまで当寺は現在の同市蔵持に位置していたが、この時に現在地に移転した。現在地の地名が「大房」なのは当寺に由来し、寺運興隆していたさまを伺い知ることができる[2]

文化財

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  • 木造薬師如来坐像(常総市指定文化財 平成13年12月1日指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、259p
  2. ^ a b 東弘寺真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  3. ^ 木造薬師如来坐像常総市

参考文献

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  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年