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東京科学大学混声合唱団コール・クライネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コール・クライネス (Chor Kleines) は、東京科学大学の公認サークルである大学混声合唱団[1]。男声は東京科学大、女声は東京科学大をはじめ、清泉女子大学日本女子大学などの学生から構成され、団員は100名を超える。

沿革

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1963年に「東京工業大学混声合唱団コール・クライネス」が設立された。設立時、少人数であったため「小さい」を意味するドイツ語「kleines」から、Chor Kleinesと名づけられた。

1977年全日本合唱コンクールに参加[2][3]し、大学部門で1992、1995、1996年および1998年から2014年(2014年以降は大学・ユース部門に再編)まで、17年連続して全国大会金賞を受賞した[2][4]。2017年には3年ぶりに全日本合唱コンクールに出場し、銀賞を受賞するなど、今昔を問わず大学合唱界の雄として知られる。

委嘱作品にはすぎやまこういち「時環」(1985年)[5]鈴木輝昭「レクイエム」(2001年)、信長貴富「ありがとう(混声合唱版)」(2017年)がある[1]

団内では有志メンバーによるアカペラ活動も行われており、一部グループは大学卒業後も各所で活躍している。

2024年、東京科学大学の発足に伴い、合唱団の名称も「東京科学大学混声合唱団コール・クライネス」に改められた。

指導スタッフ

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出身者

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出典

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  1. ^ a b c d e f g 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス. “団の紹介”. 2018年9月1日閲覧。
  2. ^ a b 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス. “コンクール情報”. 2017年4月18日閲覧。
  3. ^ 東京都大会銀賞。朝日新聞、1977年10月10日、朝刊東京地方版21面。
  4. ^ 2013年大学ユース部門に再編。朝日新聞、1992年11月23日朝刊26面、1995年11月20日朝刊34面、1996年11月25日朝刊34面、1998年11月22日朝刊東京地方版25面、1999年11月21日朝刊34面、2000年11月26日朝刊30面、2001年11月25日朝刊34面、2002年11月24日朝刊38面、2003年11月23日朝刊34面、2004年11月21日朝刊34面、2005年11月20日朝刊38面、2006年11月26日朝刊38面、2007年11月11日朝刊38面、2008年11月23日朝刊38面、2009年11月22日朝刊38面、2010年11月21日朝刊38面、2011年11月20日朝刊38面、2012年11月25日朝刊38面、2013年11月24日朝刊37面、2014年11月23日朝刊31面。
  5. ^ 東京工業大学混声合唱団コール・クライネス. “過去の演奏会情報”. 2017年4月18日閲覧。

外部リンク

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参考文献

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  • 加藤磐郎「混声合唱団コール・クライネスに於ける音楽的自発性に就いて」『蔵前工業会誌』第743巻、1979年4月、22-25頁。