村崎友
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[1] -)は、日本の小説家・推理作家。京都府生まれ[1]。成城大学文芸学部国文学科卒業。
(むらさき ゆう、1973年経歴・作風
[編集]大学時代は成城大学ミステリクラブに所属[2]。ソフト開発会社のプログラマーを経て、2003年「夕暮れ密室」で第23回横溝正史ミステリ大賞最終候補(受賞作なし)。2004年『風の歌、星の口笛』で第24回横溝正史ミステリ大賞を受賞した。デビュー作の『風の歌、星の口笛』は、SF的舞台を使った本格ミステリで、その後は青春ミステリを書いている。初野晴とは大学時代から交友がある。
作品
[編集]単著
[編集]- 風の歌、星の口笛(2004年5月 角川書店 / 2007年10月 角川文庫)
- たゆたいサニーデイズ(2006年11月 角川書店)
- 【改題】校庭には誰もいない(2015年4月 角川文庫)
- 修学旅行は終わらない(2008年8月 MF文庫ダ・ヴィンチ)
- 夕暮れ密室(2015年2月 KADOKAWA / 2018年9月 角川文庫)
- フェイバリット・シングス(2015年12月 光文社)
- 風琴密室(2022年5月 KADOKAWA)
アンソロジー
[編集]「」内が村崎友の作品
- 忘れない。贈りものをめぐる十の話(2007年12月 ダ・ヴィンチブックス)「四月の風はさくら色」
- 忍び寄る闇の奇譚 メフィスト道場1(2008年11月 講談社ノベルス)「紅い壁」
- 蝦蟇倉市事件2(2010年2月 東京創元社ミステリフロンティア)「密室の本 真知博士 五十番目の事件」
- 【改題】街角で謎が待っている がまくら市事件(2014年12月 創元推理文庫)
- ミステリ愛。免許皆伝! メフィスト道場(2010年3月 講談社ノベルス)「鎧塚邸はなぜ軋む」
- 学園祭前夜 青春ミステリーアンソロジー(2010年10月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「ディキシー、ワンダー、それからローズ」
- 0番目の事件簿(2012年10月 講談社)「富望荘で人が死ぬのだ」