村山沼一郎
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村山 沼一郎(むらやま しょういちろう、1882年〈明治15年〉6月15日[1] - 1964年〈昭和39年〉2月18日[2])は、朝鮮総督府官僚。横浜市助役。
経歴
[編集]新潟県出身[3]。1907年(明治40年)、東京高等師範学校本科数学物理化学部を卒業[4]。福岡県女子師範学校教諭、新潟県立柏崎中学校教諭、新潟県立糸魚川中学校教諭を歴任[4]。1914年(大正3年)11月[3]、文官高等試験行政科試験に合格[4]。栃木県視学、神奈川県視学、高座郡長、福井県理事官、朝鮮総督府事務官・慶尚南道警察部長、警務局衛生課長、咸鏡南道内務部長を歴任した[4]。
1930年(昭和5年)、横浜市に入り、理事、中央市場長、助役を歴任した[1][5]。1935年(昭和10年)に退任した後は、松尾鉱業株式会社に勤務した[5]。
脚注
[編集]- ^ a b 大衆人事録 1935, p. ム30.
- ^ 新沢、前川 1970, 231頁.
- ^ a b 『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、210頁。
- ^ a b c d 人事興信録 1928, p. ム39.
- ^ a b 人事興信録 1943, p. ム41.
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第11版』帝国秘密探偵社、1935年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。
- 新沢佳大、前川禎治 編著『柏崎編年史 下巻』柏崎市、1970年 。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。