杉岡碩夫
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杉岡 碩夫(すぎおか せきお、1923年7月25日 - 2011年4月6日)は、日本の経済学者。専門は中小企業論。日本でいち早く地域主義を唱えた。
三重県生まれ。東京大学経済学部卒業。読売新聞社勤務、千葉大学法経学部教授、獨協大学経済学部教授、兵庫大学経済情報学部教授(1995年 - 1999年)などを経て、フリーの経済評論家。
2011年4月没。
著書
[編集]単著
[編集]- 『寡占価格 ビッグ・ビジネス商品の秘密』(日本評論社, 1966年)
- 『第三次産業』(日本評論社, 1970年)
- 『地域主義のすすめ』(東洋経済新報社, 1976年)
- 『流通戦国時代 立ち上がる地域主義』(ダイヤモンド社, 1977年)
- 『地域主義の源流を求めて 奄美大島からの発想』(東洋経済新報社, 1980年)
- 『街づくりの時代 明日の商業政策を考える』(東洋経済新報社, 1983年)
- 『新石垣空港 オルターナティブの選択』(技術と人間, 1989年)
- 『大店法と都市商業・市民』(日本評論社, 1991年)
- 『日本資本主義の大転換』(東洋経済新報社, 1997年)
- 『新台湾の奇跡』(緑風出版, 2001年)
- 『現代仏教の課題』(ウインかもがわ, 2006年)
共著
[編集]- (横井雄一、内田星美と共著)『紡績 日本の綿業』(岩波書店, 1956年)
- (中村秀一郎、竹中一雄、正村公宏、岡部貞雄と共著)『日本産業と寡占体制』(新評論, 1966年)
- (北里宇一、中村秀一郎、秋谷重男と共著)『流通問題を考える 八百屋からデパートまで』(日本生産性本部, 1966年)
- (正村公宏と共著)『大型合併を告発する 八幡=富士、王子三社の狙うもの』(徳間書店, 1968年)
- (石川晃弘、青野寿彦、山崎充、小森省吾、大林弘文と共著)『中小企業と地域主義』(日本評論社, 1973年)
- (尾崎成男、溝尾良隆と共著)『旅行業』(東洋経済新報社, 1980年)
- (国民金融公庫調査部編)『流通変革下の中小小売業』(中小企業リサーチセンター, 1981年)
- (尾崎成男、溝尾良隆と共著)『旅行業 第2版』(東洋経済新報社, 1986年)
- (国民金融公庫総合研究所編)『岐路に立つ中小小売業』(中小企業リサーチセンター, 1991年)
- (産業学会編)『戦後日本産業史』(東洋経済新報社, 1995年)
- (国民金融公庫総合研究所編)『転機を迎えた地域経済』(中小企業リサーチセンター, 1995年)
- (国民金融公庫総合研究所編)『中小企業の後継者問題 世代交代は経営革新のチャンス』(中小企業リサーチセンター, 1997年)