本郷恵子
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本郷 恵子(ほんごう けいこ、1960年11月 - )は、日本の日本中世史研究者、東京大学史料編纂所教授。
来歴
[編集]東京都生まれ[1]。1979年雙葉高等学校卒業[2]。1984年東京大学文学部国史学科卒業[1]。1987年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学[1]。1999年『中世公家政権の研究』で博士(文学)の学位を取得。東京大学史料編纂所助教授を経て2007年准教授、2011年教授。2021年所長[3]。
人物
[編集]- 夫の本郷和人も同じ専門。
- 首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第10回会合で、退位後の称号について「上皇」とすることを提言した。
著書
[編集]- 『中世公家政権の研究』東京大学出版会、1998年
- 『中世人の経済感覚 「お買い物」からさぐる』日本放送出版協会〈NHKブックス〉、2004年。『買い物の日本史』角川ソフィア文庫、2013年
- 『日本の歴史・院政から鎌倉時代 京・鎌倉ふたつの王権』小学館、2008年
- 『古今著聞集(物語の舞台を歩く)』山川出版社、2010年
- 『将軍権力の発見(選書日本中世史3)』講談社選書メチエ、2010年 『室町将軍の権力 鎌倉幕府にはできなかったこと』朝日文庫、2020年
- 『蕩尽する中世』新潮選書、2012年
- 『怪しいものたちの中世』角川選書、2015年
- 『院政 天皇と上皇の日本史』講談社現代新書、2019年