本荘玲子
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本荘 玲子 | |
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生誕 | 1936年10月4日 |
出身地 | 日本、東京府 |
学歴 | 桐朋学園短期大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
本荘 玲子(ほんしょう れいこ、1936年10月4日[1] - )は、日本のピアニスト、オンディスト(オンド・マルトノ奏者)。
概略
[編集]子供のための音楽教室に学び、桐朋学園短期大学音楽科を首席で卒業。その後、ウィーン国立音楽大学、ライプツィヒ音楽院で学ぶ。ピアノを寺西昭子、J・ディヒラー、J・フィッシャー、伊達純、中村紘子らに師事。第24回日本音楽コンクール第3位、第25回日本音楽コンクール入選、第5回文化放送音楽賞、第6回福山ピアノ賞の受賞歴がある。[2]
NHK交響楽団のピアニストとして活躍し[2]、邦人作曲家の作品の初演(三善晃の《管弦楽のための協奏曲》、武満徹の《テクスチュアズ》など)や、現代曲の日本初演(オリヴィエ・メシアンの《トゥーランガリラ交響曲》[2]のオンド・マルトノパート)を数多く行った。
ソリストとしても、三善晃の《ピアノ協奏曲》の初演などを行った。
伴奏者としても活躍しており、ホルン奏者ヘルマン・バウマンのCD『ホルン吹きの休日』[5]や、トランペット奏者関山幸弘のCD『Favorites』のレコーディングに参加している。また夫の千葉馨と共演した録音(千葉の追悼アルバム『千葉馨、永久に』[6]に収録)もある。他に佐藤眞の『蔵王』[7]・『日本合唱曲全集 土の歌』や、『富士見二丁目交響楽団シリーズ 雨の歌をきみに』などのCDに演奏参加している。日本におけるオンド・マルトノ演奏の先駆者でもある。
出典
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.522
- ^ a b c “岐阜現代美術館|コンサート”. 岐阜現代美術館 (2007年). 2019年10月5日閲覧。
- ^ “(惜別)ホルン奏者・千葉馨さん 追い続けた音楽の神髄”. 朝日新聞東京夕刊: p. 12. (2008年9月19日)
- ^ “<カルチャープラス>同じ管楽器ばかり 札幌でユニークな公演(2の2)*ホルンの魅力 再認識*各レベルの奏者集いフェス*討論会やコンテストも*幅広い世代が交流”. 北海道新聞夕刊全道: p. 8. (2013年11月1日)
- ^ “ホルン吹きの休日 (King Record): 2004|書誌詳細|国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館サーチ. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “千葉馨、永久に (King Records): 2008|書誌詳細|国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館サーチ. 2019年10月5日閲覧。
- ^ “蔵王 : 混声合唱のための組曲 ; 旅 : 混声合唱のための組曲 (Victor): 1965|書誌詳細|国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館サーチ. 2019年10月5日閲覧。