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末吉大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
末吉 大
基本情報
本名 末吉大
階級 スーパーフェザー級
身長 174cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-10-08) 1990年10月8日(34歳)
出身地 東京都江戸川区
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 19
KO勝ち 11
敗け 2
引き分け 1
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末吉 大(すえよし まさる、1990年10月8日 - )は、日本の元プロボクサー東京都江戸川区出身。第47代日本スーパーフェザー級王者。帝拳ジム所属。

来歴

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2011年6月4日、後楽園ホールで尾藤直紀とスーパーバンタム級4回戦を行い、初回1分5秒KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[1]

2012年7月31日、後楽園ホールで行われた第68回東日本新人王トーナメントフェザー級部門準々決勝で伊藤雅雪と対戦し、プロ初黒星となる4回1-2(38-37、37-39×2)の判定負けを喫し準決勝進出を逃した[2]

2013年5月21日、後楽園ホールで開幕した「ナップルボックスB級グランプリ」フェザー級部門準決勝で佐藤克哉と対戦し、5回3-0(3者共48-47)の判定勝ちを収め決勝に進出した[3]。しかし怪我のため同年8月7日に予定されていた決勝戦を棄権した[4]

2014年9月6日、後楽園ホールで行われたダイナミックグローブで長井祐太とフェザー級8回戦を行い、8回3-0(3者共78-74)の判定勝ちを収め復帰戦を白星で飾った[5]。10月8日、東日本ボクシング協会の2014年9月度の月間新鋭賞に選出された[6]

2014年11月1日、後楽園ホールで行われた第531回ダイナミックグローブで水藤翔太とスーパーフェザー級8回戦を行い、8回3-0(79-74×2、80-73)の判定勝ちを収めた[7]

2015年2月27日、後楽園ホールで行われた「金平正紀17回忌追悼記念興行」で三瓶数馬とスーパーフェザー級8回戦を行い、7回37秒TKO勝ちを収めた[8]

2015年10月3日、後楽園ホールで行われた第542回ダイナミックグローブでローマン・カントとスーパーフェザー級8回戦を行い、8回3-0(80-74×2、80-72)の判定勝ちを収めた[9]

2016年2月6日、後楽園ホールで行われた「第546ダイナミックグローブ」でマルボン・ボディオンガンとスーパーフェザー級8回戦を行い、5回1分18秒TKO勝ちを収めた[10]

2016年6月4日、後楽園ホールで行われた第555回ダイナミックグローブで日本スーパーフェザー級9位の江藤伸悟と132ポンド契約8回戦を行い、8回3-0(77-75、78-75、78-74)の判定勝ちを収めた[11]

2016年10月25日、後楽園ホールで行われた「DANGAN168/Tomorrow's Champion32」で三瓶数馬と60.0kg契約8回戦を行い、8回1分39秒TKO勝ちを収め1年8ヵ月ぶりの再戦を制した[12]

2017年2月4日、後楽園ホールで行われた「第558回ダイナミックグローブ」でアラン・バレスピンとスーパーフェザー級8回戦を行い、3回50秒TKO勝ちを収めた[13]

2017年7月18日、後楽園ホールで行われた「第563回ダイナミックグローブ」でネルソン・ティナンパイと132ポンド契約10回戦を行い、3回2分32秒KO勝ちを収めた[14]

2017年8月31日、JBCは末吉を日本スーパーフェザー級1位にランクインした[15]

2017年10月7日、後楽園ホールで行われた「第566回ダイナミックグローブ」で尾川堅一の王座返上に伴い日本スーパーフェザー級2位の高畑里望と日本スーパーフェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(97-93、98-93、98-92)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[16]

2018年2月3日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級1位の大里拳と対戦し、8回2分25秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[17]

2018年5月30日、後楽園ホールで行われた「第573回ダイナミックグローブ」にて日本スーパーフェザー級1位の東上剛史と対戦し、10回3-0(98-91×3)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[18]

2018年10月6日、後楽園ホールで行われた「第577回ダイナミックグローブ」のメインイベントで東洋太平洋チャンピオン三代大訓と王座統一戦を行い、12回1-1(115-113、113-115、114-114)で引き分けて東洋太平洋王座獲得に失敗したが3度目の防衛に成功した[19]

2019年5月4日、後楽園ホールで行われた「第584回ダイナミックグローブ」のメインイベントで日本スーパーフェザー級1位の大里拳と日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦を行い、10回2-0(97-93、96-95、95-95)で判定勝ちを収め、4度目の防衛に成功した[20]

2019年12月7日、後楽園ホールで元日本フェザー級王者で日本スーパーフェザー級8位の坂晃典と対戦。6回にダウンを奪われレフェリーが即ストップ、6回1分30秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[21]

2020年5月10日、自身のブログで現役引退を表明した[22]

獲得タイトル

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戦績

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  • アマチュアボクシング:29戦21勝(10KO)8敗
  • プロボクシング:22戦19勝(11KO)2敗1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2011年6月4日 1R 1:05 KO 尾藤直紀(正拳) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2011年8月6日 4R 1:14 TKO 大野拳也(正拳) 日本の旗 日本
3 2011年12月3日 2R 0:48 TKO 奥間思成(ナカザト) 日本の旗 日本
4 2012年7月31日 4R 判定1-2 伊藤雅雪(伴流) 日本の旗 日本 東日本新人王トーナメント
5 2012年11月14日 2R 2:31 KO 望月太朗(新日本カスガ) 日本の旗 日本
6 2013年3月2日 2R 2:02 TKO 岩田直(岐阜ヨコゼキ) 日本の旗 日本
7 2013年5月21日 5R 判定3-0 佐藤克哉(ドリーム 日本の旗 日本 B級トーナメント
8 2014年9月6日 8R 判定3-0 長井祐太(勝又) 日本の旗 日本
9 2014年11月1日 8R 判定3-0 水藤翔太(とよはし) 日本の旗 日本
10 2015年2月27日 7R 0:37 TKO 三瓶数馬協栄 日本の旗 日本
11 2015年10月3日 8R 判定3-0 ローマン・カント フィリピンの旗 フィリピン
12 2016年2月6日 5R 1:18 TKO マルボン・ボディオンガン フィリピンの旗 フィリピン
13 2016年6月4日 8R 判定3-0 江藤伸悟白井・具志堅 日本の旗 日本
14 2016年10月25日 8R 1:39 TKO 三瓶数馬(協栄) 日本の旗 日本
15 2017年2月4日 3R 0:50 TKO アラン・バレスピン フィリピンの旗 フィリピン
16 2017年7月18日 3R 2:32 KO ネルソン・ティナンパイ フィリピンの旗 フィリピン
17 2017年10月7日 10R 判定3-0 高畑里望(ドリーム) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級王座決定戦
18 2018年2月3日 8R 2:25 TKO 大里拳大鵬 日本の旗 日本 日本王座防衛1
19 2018年5月30日 10R 判定3-0 東上剛史(ドリーム) 日本の旗 日本 日本王座防衛2
20 2018年10月6日 12R 判定1-1 三代大訓ワタナベ 日本の旗 日本 日本・OPBFスーパーフェザー級王座統一戦
日本王座防衛3
21 2019年5月4日 10回 判定2-0 大里拳(大鵬) 日本の旗 日本 日本王座防衛4
22 2019年12月7日 6R 1:30 TKO 坂晃典仲里 日本の旗 日本 日本王座陥落
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脚注

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  1. ^ 2011年6月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2011年6月4日参照
  2. ^ 2012年7月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2012年7月31日参照
  3. ^ ナップルボックスB級グランプリ開幕 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年5月21日
  4. ^ 喜久里、久我らが優勝 B級グランプリ決勝 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月7日
  5. ^ 五十嵐俊幸、復帰戦は負傷判定勝ち 岩佐亮佑は快勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月6日
  6. ^ 9月MVPは藤本京太郎、敢闘賞は女子の小田美佳 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年10月8日
  7. ^ 木村悠が負傷判定で日本L・フライ級V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月1日
  8. ^ 和氣慎吾、初回ワンパンチKOで5度目の防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月27日
  9. ^ 亀海喜寛が再起戦に快勝、旭道山の甥がKOデビュー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月3日
  10. ^ 岩佐亮佑が快勝、復帰の佐々木基樹はTKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月6日
  11. ^ 金子大樹KO勝ちならず、末吉大は江藤伸に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月4日
  12. ^ ユータ松尾が日本1位守る、タイトル初挑戦に前進 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年10月25日
  13. ^ 比嘉大吾12連続KOマーク “世界前哨戦”に勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月4日
  14. ^ 末吉大が圧巻12連勝、石本康隆は激戦KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月18日
  15. ^ 2017年8月度ランキング 日本ボクシングコミッション(JBC) 2017年8月31日
  16. ^ 末吉大が日本SFe級新王者、高畑里望に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月7日
  17. ^ 末吉ダウン喫すも8回TKO初防衛 日本S・フェザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月3日
  18. ^ 末吉大が日本S・フェザー級V2 東上に大差判定 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月30日
  19. ^ 末吉と三代は激戦の末ドロー 王座統一ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月6日
  20. ^ 末吉大が日本S・フェザー級V4 大里拳は健闘及ばず Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月4日
  21. ^ 坂晃典が6回TKOで日本S・フェザー級新王者に WBO3位の末吉大 まさかの完敗で王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月7日
  22. ^ ご報告 末吉大のブログ Ameba Blog 2020年5月10日

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
尾川堅一
第47代日本スーパーフェザー級王者

2017年10月7日 - 2019年12月7日

次王者
坂晃典